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会計実務家コラム

会計ダイバーシティでは、会計領域でご活躍されている実務家の方々のコラム記事などをご紹介してまいります。
業界の動向や時事問題などをテーマにした独自の視点・見解の内容となっておりますので、新たな発見の一助になれば幸いです。

田原中男氏の尖った提案

*毎週の連載から不定期での連載に変更となりました。
2025/04/22 その449 日本経済の長期トレンドと今後の対策 (2)

最近話題になるJOB型賃金が本当に改革になり、生産性が上がるのでしょうか。
JOB型賃金の本質はJOBには固有の賃金がありその額をそのJOBの従事者に支払うということです。少しわかりにくい概念なので別の言い方をしてみます。

旧来の日本企業では『人』がまずあり、その『人』を組み合わせた組織を作り、『人』に仕事と肩書きを与えて処遇するというものですから『人中心』の組織で、その典型が新卒一括採用=人材の囲い込みとなります。

一方で、日本以外では企業目的達成のための『組織』が先にあります、そして組織の作り方としては必要最低限の意思決定レベル数と範囲を規定し、その価値に値する値段『年棒』を決めますがその際に最も重要な指標となるのは市場価格です。つまり人材の確保のためには競争力のある賃金水準を示す必要がありますので需要の大きい職種の賃金は高く(最近の例ではIT系職種)、需要の少ない職種では安くなります。

そしてその組織、ポジションに適合した人材を採用しますから一般的に新卒のような未経験者は不利になり新卒者はかなり安い職場からスタートすることになります。それを避けるのが『MBA資格や弁護士資格』となります。振り返って最近日本で言われているJOB型賃金というのはこのような発想の転換の結果なのでしょうか、どうも違うようで、単に年功による賃金上昇を避けるための方便になっているのではないでしょうか。

ここでゴールドマン・サックスで日本経済の「伝説のアナリスト」として名をはせたデービッド・アトキンソン氏のコメントを引用してみます。
東京オリンピックの前年からすでに景気は減退していました。急速なインフラ投資の反動で、オリンピック後の倒産企業数は3倍にも急増しています。1964年からの「証券不況」も事態をさらに悪化させて、被害拡大防止のために日銀は公定歩合を1%以上下げました。しかしこれも焼け石に水で、1965年5月には山一證券への日銀特融を決定し、同年7月には、戦後初となる赤字国債の発行も行いました。

この不況が、「資本の自由化」が引き起こす「外資脅威論」にさらに拍車をかけます。「乗っ取り」や「植民地化」という言葉にヒステリックに反応するうち、やがて財閥系や大手銀行系が手を取り合い、買収防止策として企業同士の持ち合いも含めた安定株式比率を高めていきます。1973年度末の法人持株比率はなんと66.9%にも達しました。

この「守り」に特化した閉鎖的な経済活動が、護送船団方式や、仲間内で根回しして経営に文句を言わせない「しゃんしゃん株主総会」などを定着させて、日本企業のガバナンスを著しく低下させていったことに、異論を挟む方はいらっしゃらないのではないでしょうか。

このようにとにかく「会社を守る」ことが何をおいても優先されるようになると、経営者に必要なのは調整能力だけになっていきます。数字やサイエンスに基づく合理的な判断をしないので、他人の意見に耳を貸さず、とにかく「直感」で会社を経営するようになっていくのです。その暴走がバブルにつながります。
そんな「暴走経営」がこの20年、日本経済に与えたダメージは計り知れません。

ものづくりメーカーは、社会のニーズや消費者の声よりも、企業側の「技術」や「品質」という直感が正しいと考える「product out」にとらわれ衰退しました。そしてバブル崩壊後も、データに基づいた客観的な分析をせず、直感に基づく表面的な分析をして抜本的な改革ができなかった結果が、この「失われた20年」なのです。

このように日本経済の衰退を要因分析していくと、「1964年体制」に原因があることは明白です。つまり、「1964年は東京オリンピックで日本の飛躍が始まった年」というのは残念ながら間違いで、実は経済の衰退をスタートさせてしまった「国運の分岐点」なのです。
「1964年体制」がつくった産業構造を元に戻すことは容易なことではありません。その動かぬ証が、1990年代から実行されたさまざまな日本の改革がことごとく失敗してきたという事実です。その結果、国の借金は1200兆円にまで膨らみました。

人口減少などさまざまな「危機」が迫る日本には、もはや悠長なことを言っている時間はありません。日本経済を立て直すためにも、古い常識や”神話”を捨てて、数字と事実に基づく要因分析を、すべての国民が受け入れる時期にさしかかっているのです。


以上の考察のまとめを下記のグラフで示してあります。最初にも書きましたがこれからの対策は早急に次のことを実施することでしょう。
インフレ目標2%自体は悪いことではありませんが生産性がそれ以上に上昇しないと実質的な改善は実現できないことを肝に銘ずる必要があります。
また、人口特に生産労働人口の減少はどんなに出生率を上げてもこれから30年間は継続するので徹底的な省人化と外国人材の活用を速やかに実施すべきでしょう。特に外国人人材については既に各国で有能な人材の確保競争が始まっていますので日本の対応も抜本的に変える必要があります。

特定技能者でも5年間の制限付き、しかも家族の帯同を認めないなどというのは人権侵害も甚だしくとても優秀な人材の確保はできません。それ以上に優秀な女性人材が男女格差のある日本から海外に流出していますので、二重の意味で大きな課題です。

企業経営者が決心をし、リスクを取り、それが社員を動かし結果として政治を動かしようやく社会が変わるのです。男女差別に限らず夫婦別姓にしても、同性婚にしても、あるいは英語力にしても世界標準からとてつもなく遅れている結果が国際競争力比較でOECD最下位、発展途上国にも抜かれているという現実がここにあります。

浮世絵が世界を魅了し、明治以来の30年間で近代化を成功させ、終戦から20年で復活を遂げ、テレビ、自動車、半導体で隆盛を極めるほどのアイデアと集中力と精神力を持ってすれば現在の困難から抜け出すことは難しくありません。
一人一人が主体的に、周囲に流されることなく、そして惰性から逃れて改革を進めることが求められています。


変化を求め、変化を恐れず挑戦することが求められています。

コラム著者 BMDリサーチ代表 田原中男氏

1946年生まれ。東京大学経済学部、ハーバードビジネススクール(PMD)CIA(公認内部監査人)
1970年、ソニー入社。人事、ビジネス企画、管理業務、子会社再建、内部監査を担当。特に内部監査については、金融、映画等すべてのビジネス領域を包括的に評価することを可能とするグローバルな内部監査体制を構築。2003年からはグローバルなソニーグループ全体の内部統制体制構築に勤める。ソニー退社後、新日本監査法人アドバイザーを経て、現在、内部統制コンサルティングBMDリサーチ(http://www.bmd-r.com)代表

田原中男氏の尖った提案 バックナンバー

2024.04.16 その448 日本経済の長期トレンドと今後の対策 (1)
2024.10.17 その447 久しぶりにコメントを書きました
2024.06.12 その446 牙の無い若者と惰性に生きる老人
2023.03.28 その445 日本人の性格にみる危うさ
2023.12.28 その444 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 長い間 ありがとうございました
2023.12.25 その443 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 年末に向けて
2023.12.19 その442 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 木を見て森を見ない報道にウンザリ
2023.12.12 その441 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 全てが遅い日本
2023.12.08 その440 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 五輪、万博、新幹線
2023.12.05 その439 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 若者、選挙、変化
2023.11.20 その438 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 日本と中国は同じ?
2023.11.10 その437 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 想定外というコメント
2023.11.07 その436 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 コップの中の嵐とコップから溢れる嵐
2023.10.27 その435 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 市場経済のコスト
2023.10.20 その434 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 問答無用
2023.10.17 その433 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 縦横斜めに俯瞰する力
2023.10.13 その432 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 止める勇気
2023.10.10 その431 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 すべてが遅い日本
2023.09.26 その430 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 クマが出る百万都市札幌
2023.09.22 その429 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 社員が働きやすい環境とは
2023.09.15 その428 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 昭和レトロ人気は「終わりの始まり」か?
2023.09・08 その427 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 コーチにつかない訳
2023.08.28 その425 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 思いつきでやる政治の罪
2023.08.16 その424 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 統計的な管理手法
2023.08.03 その423 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 あまりに時代遅れの「皆んな同じ」意識 その2
2023.07.27 その422 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 あまりに時代遅れの「皆んな同じ」意識
2023.07.24 その421 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 マイナンバーとマイナンバーカード
2023.07.21 その420 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 日本語の良さと限界
2023.07.12 その419 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 激変緩和措置と静かに進行する貧困
2023.07.05 その418 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 野党は「野党」なのか
2023.06.28 その417 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 世論調査の怪
2023.06.21 その416 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 平和の代償
2023.06.13 その415 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 工夫の国、日本
2023.05.31 その414 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 保守と革新
2023.05.24 その413 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 心に沁みない同僚の一言
2023.05.19 その412 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 保守派が壊す日本
2023.05.15 その411 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 変化に抗う人
2023.05.12 その410 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 教育とは何か
2023.04.25 その409 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 再び選挙を考える
2023.04.20 その408 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 選挙を考える
2023.04.14 その406 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 不作為の作為
2023.03.29 その405 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 構想力はどこから来るのか
2023.03.23 その404 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 TGVは貨物列車も走る
2023.03.16 その403 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 ガキ大将はどこに行った
2023.03.10 その402 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 利益率の内外格差
2023.03.07 その401 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 事実と真実
2023.02.24 その400 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 党議拘束の不思議
2023.02.17 その399 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 さもありなん
2023.02.10 その398 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 JOB型雇用と退職金制度
2023.02.03 その397 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 議論のできる組織とできない組織
2023.01.26 その396 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 2030札幌冬季五輪は無い?
2023.01.17 その395 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 中国のEV販売数が日本の国内販売数を超えたことの意味
2023.01.10 その394 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 新年明けましておめでとうございます
2022.12.28 その393 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 戦争は恐怖から起きる
2022.12.26 その392 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 こんな国で子供を育てようと思うのか?
2022.12.21 その391 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 粛々と順調に進捗しています
2022.12.14 その390 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 世論調査の不思議
2022.12.09 その389 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 副を考える
2022.11.28 その388 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 究極の北朝鮮政策
2022.11.18 その387 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 アメリカ中間選挙の結果で思う
2022.11.15 その386 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 日本崩壊
2022.11.10 その385 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 「恥ずかしい」とは
2022.11.07 その384 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 100年住宅と現実
2022.10.27 その383 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 Jアラートをめぐるトンチンカンな議論
2022.10.06 その382 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 シュンペーター:新陳代謝:ゾンビ企業の三題噺
2022.09.30 その381 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 戦後民主主義の終焉
2022.09.22 その380 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 若者よ革命家たれ
2022.09.14 その379 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 官僚は事後処理、政治家は予見能力
2022.09.07 その378 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 霊感商法には規制よりも課税
2022.08.31 その377 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 諸悪の根源は電通?
2022.08.25 その376 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 何かあったらどうするんだ症候群
2022.08.17 その375 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 Metro, Boulot, Dodo
2022.08.12 その374 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 判断基準は記録に残すことが民主主義
2022.08.05 その373 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 日本の神は八百万
2022.08.01 その372 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 経済の再活性化には
2022.07.25 その371 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 びっくりしたなー、もう
2022.07.15 その369 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 茹でガエルの鍋は45℃
2022.07.08 その368 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 「経済学者よ、批判者であれ」浜矩子の提言
2022.07.05 その367 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 防ぐのか拡げないのか
2022.06.20 その366 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 1%の確率
2022.06.13 その365 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 何故 出生率が高まらないのか
2022.06.03 その364 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 「フォークソング」
2022.05.30 その363 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 「マスク、個、戦争」
2022.05.27 その362 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 「日銀は政府の子会社?」
2022.05.18 その361 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 「15分都市」
2022.05.13 その360 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 「日本人1位」という表現に違和感
2022.04.27 その359 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 デフレなのか不況なのか
2022.04.20 その358 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 ウクライナの地位について
2022.04.13 その357 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 日本の若者に拍手
2022.04.08 その356 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 海を見たことありますか?
2022.04.04 その355 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 第三の開国はいつか?
2022.03.30 その354 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 人は変わるのか?
2022.03.23 その353 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 内閣支持率という数字
2022.03.10 その352 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 チェコ事件その2
2022.03.03 その351 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 チェコ事件とウクライナでの戦争
2022.03.01 その350 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 4・4・5とは?
2022.02.28 その349 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 言葉の定義のない議論は不毛
2022.02.21 その348 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 日銀は中央銀行らしく
2022.02.18 その347 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 ワールドカップ中国線を観て
2022.02.17 その346 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 消化不良のジョブ型雇用、職務記述書
2022.02.15 その345 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 無意識に存在する身分制度
2022.02.14 その344 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 今年の10年予測
2022.02.09 その343 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 知識の勝負から判断の時代へ
2022.02.08 その342 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 大阪の維新派なぜ強い
2022.02.07 その341 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 恥ずかしい日本
2022.02.04 その340 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 危険なほど内向きな日本
2022.01.31 その339 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 驚きとは
2022.01.26 その338 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 眞鍋さんのコメント
2022.01.19 その337 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 中国のGDPはアメリカを抜くのか?
2022.01.19 その336 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 再び:政治にマーケッティングを(2)
2022.01.18 その335 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 再び:政治にマーケッティングを(1)
2022.01.17 その334 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 コミュニケーションとは
2022.01.14 その333 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 選挙の争点は?
2022.01.13 その332 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 貧乏な国、日本を救う道
2022.01.12 その331 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 日本は貧乏な国という自覚を持とう
2022.01.11 その330 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 柔らかい個人主義の誕生を読む その4
2022.01.07 その329 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 柔らかい個人主義の誕生を読む その3
2021.12.27 その328 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 柔らかい個人主義の誕生を読む その2
2021.12.24 その327 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 柔らかい個人主義の誕生を読む その1
2021.12.23 その326 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 ソフトパワーが日本の生きる道
2021.12.21 その325 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 明るい話題
2021.12.13 その324 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 驚、喜/怒、伝/諦、無関心
2021.12.07 その323 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 此処にも『まるドメ』
2021.10.05 その322 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 自由・人権・都市
2021.09.14 その321 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 教育は何のためにあるのか
2021.09.07 その320 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 日本にある偏見の元凶
2021.08.26 その319 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 みずほ銀行の体質
2021.07.29 その318 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 手上げ横断の復活?
2021.07.27 その317 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案 マイナンバーとマイナンバーカードの不思議
2021.07.15 その316 FiReL:有勇自提起(悠々自適)な生活からの提案
2021.07.13 その315 フローチャートの描ける人、描けない人
2021.07.06 その314 So what? Therefore
2021.07.05 その313 デジタル教育
2021.06.24 その312 野党の主張
2021.06.16 その311 予言と予測
2021.06.14 その310 デジタル庁の初仕事
2021.06.08 その309 利己的な日本
2021.05.24 その308 政権の最終局面で危機を迎える国民の悲劇
2021.05.19 その307 猿真似とアイデア拝借
2021.05.11 その306 福島原発の汚染水処理に思う
2021.04.26 その305 大本営発表
2021.04.15 その304 市松会
2021.04.08 その303 野党慣れした野党
2021.04.05 その302 政治はマーケッティング
2021.03.26 その301 日本翻訳に隠された真実
2021.03.18 その300 日本人の繊細な感情はどこへ行ったのか?
2021.03.15 その299 株高 投信 ETF買い
2021.03.12 その298 報道の自由とその背景にあるもの
2021.03.10 その297 内からの眼、外からの眼
2021.03.08 その296 そろそろ宴会政治からの脱却を
2021.02.22 その295 BLM、トランプ、階級社会
2021.02.18 その294 マスクで表情が消える?
2021.01.19 その293 唐鳳・デジタル担当政務委員
2021.01.28 その292 2021年を展望する
2021.01.21 その291 言葉の重みについて
2021.01.14 その290 コロナに始まりコロナで終わった2020年の意味を考えてみる
2021.01.13 その289 携帯電話料金
2021.01.12 その288 デジタル化は言葉の定義とデータ共通化
2021.01.08 その287 本質を捉える知
2020.12.28 その286 田植え理論
2020.12.15 その285 日本版“緑の党”は可能か?
2020.11.11 その284 予見力と決断力
2020.11.17 その283 丁寧に説明するとはどういうこと?
2020.11.13 その282 本質は何か?を問う大切さ
2020.11.09 その281 “覆水盆に返らず” は死語?
2020.10.27 その280 明治23年を超えられない
2020.10.22 その279 勘違いでなく統治の不備?
2020.10.20 その278 何か勘違いしていませんか?
2020.10.07 その277 日本の停滞はインテリが闘わなくなったから
2020.10.05 その276 何か間違っていませんか?
2020.10.02 その275 天上がりとJOB型雇用
2020.09.28 その274 選挙とは
2020.09.18 その273 改めて終戦の日を思う
2020.09.17 その272 政治は腹芸ではない
2020.09.04 その271 3回目の四半世紀
2020.09.04 その270 JRの切符は何故1ヶ月前からしか買えないのか?
2020.08.24 その269 ルールは運用次第で活きもすれば死にもする
2020.08.18 その268 誰も報道しない世論調査結果
2020.08.17 その267 全員が感染経路不明者ではないの?
2020.07.29 その266 富士通の制度改善
2020.07.15 その265 かんぽの不当販売
2020.07.03 その263 アル・カポネ、禁酒法、個人情報
2020.07.03 その262 Black Lives Matter
2020.06.08 その261 数字で見えてくる世界
2020.06.08 その260 体調が悪かったらどこへ行く 保健所?
2020.05.26 その259 信条と信念 
2020.05.25 その258 個人の力が再び求められている 
2020.05.18 その257 リモート教育
2020.05.11 その256 禅問答で鍛えられた合理的思考
2020.05.01 その255 発言が無いのはどうしたことか
2020.04.20 その254 指導者に求められること
2020.04.20 その253 決断力
2020.04.16 その252 リスクは誰が負うのか 
2020.04.15 その251 警察組織にみる彼我の差 
2020.04.09 その250 日本型 緑の党 
2020.04.08 その249 不安解消には具体的な情報公開を
2020.03.26 その248 新型コロナウイルスに対して その2
2020.03.11 その247 民主主義とは
2020.02.17 その246 ボケの防止は定年退職前から
2020.02.17 その245 新型コロナウイルス肺炎対応の混乱
2020.02.17 その244 マニュアルは絶対か?
2020.02.06 その243 Stay where you are
2020.01.29 その242 孤立していることを知らない怖さと安心
2020.01.20 その241 郵便のユニバーサルサービス
2020.01.16 その240 正論
2020.01.06 その239 
あけましておめでとうございます。毎週、世の中の出来事で “これ変ですね” と思われることを掲載していましたが今年は一念発起、北海道に引っ越し、豊かな自然の中でのんびりと暮らすことにいたしました。
2020.12.25 その238 規制と責任回避は果てしなく続く
2019.12.16 その237 専門家とは
2019.12.09 その236 歳を取ると何もできなくなるという現実
2019.12.04 その235 歳を取ると何故一年が早く過ぎるのか
2019.11.27 その234 世界で孤立する日本の将来は?
2019.11.25 その233 茹で上がりつつある茹でガエル
2019.11.18 その232 瓢箪から駒で世界の潮流が変わる
2019.11.12 その231 大学入試の英語試験を考える
2019.11.08 その230 ポリティカルシミュレーション
2019.10.28 その229 ラグビーワールドカップ
2019.10.16 その228 何故、企業に余剰資金があるのか 
2019.10.09 その227 道徳教育は必要だ
2019.09.30 その226 責任と結果責任
2019.09.25 その225 携帯料金と災害とどちらが大切?
2019.09.17 その224 いつまで札束の上に寝ていられるのか?
2019.09.17 その223 魔女はいたのか?
2019.09.05 その222 マネジメントとは
2019.09.05 その221 内定辞退率を購入? 販売?
2019.08.15 その220 終戦の日を迎えて
2019.08.08 その219 英語教育の重要性
2019.08.06 その218 常識はずれの発想に突破口はある
2019.07.30 その217 日本企業はどこで間違ったのか その2
2019.07.22 その216 日本企業はどこで間違ったのか
2019.07.19 その215 事実は一つでも真実は二つ?
2019.07.05 その214 第2の鎖国
2019.07.05 その213 不思議な国 日本 その2
2019.06.25 その212 亡国の政治
2019.06.14 その211 無党派層は無関心層ではない
2019.06.11 その210 奈良公園の鹿
2019.06.04 その209 東大卒が日本をダメにする その2
2019.05.20 その208 高いエンゲル係数が貧困を生む
2019.05.20 その207 新天皇、新元号、新内閣?
2019.05.10 その206 民主主義の基本
2019.05.08 その205 10連休対策?
2019.04.22 その204 ピクトグラム
2019.04.15 その203 対症療法では根本的な解決はできない
2019.04.08 その202 企業利益は最高、しかし景気回復の実感がないのは何故?
2019.04.02 その201 企業統治に一貫性が必要
2019.04.01 その200 大学の授業を英語に
2019.03.19 その199 女性の活躍度は世界最低レベル
2019.03.18 その198 言葉の重みと覆水盆に返らずの諺
2019.03.11 その197 歴史は繰り返すのではなく「韻を踏む」
2019.03.04 その196 無駄の効用
2019.02.27 その195 世論調査の不思議
2019.02.18 その194 政治家の資質
2019.02.13 その193 不思議な国、日本
2019.02.01 その192 不祥事はなぜなくならないのか
2019.01.30 その191 逃 2018年の漢字
2019.01.23 その190 フェアプレーとは何だろう
2019.01.08 その189 あけましておめでとうございます
年初に期待すること:新しい夢を持とう
2019.01.07 その188 平成最後の天皇陛下誕生日会見
2018.12.27 その187 民主主義は議論だ
2018.12.20 その186 品質保証と身分制組織
2018.12.17 その185 東大卒が日本をダメにする?
2018.12.11 その184 三題噺 英米法とお上と忖度
2018.11.29 その183 徴用工の亡霊か?
2018.11.15 その182 積極性の楽しさ
2018.11.15 その181 JRの計画運休
2018.11.09 その180 試合中の事故で賠償?
2018.11.08 その179 私の憲法改正
2018.11.06 その178 虫眼鏡社会
2018.10.23 その177 一億総無責任時代
2018.10.05 その176 再び寛容と忍耐を
2018.10.05 その175 労働法の改正で自由な働き方を
2018.09.27 その174 国際感覚を磨こう
2018.09.19 その173 役職定年って何だろう
2018.09.14 その172 外見が変わると中身も変わる
2018.09.05 その171 そして誰もいなくなった
2018.08.31 その170 大学無償化前に必要なこと
2018.08.10 その169 プロの活用
2018.08.10 その168 やはり日本には投資家はいなかった
2018.08.10 その167 茹でガエルになっていないか?
2018.08.01 その166 民主主義とは何か
2018.07.18 その165 ピンボケの働き方改革
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