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会計実務家コラム
会計ダイバーシティでは、会計領域でご活躍されている実務家の方々のコラム記事などをご紹介してまいります。
業界の動向や時事問題などをテーマにした独自の視点・見解の内容となっておりますので、新たな発見の一助になれば幸いです。
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田原中男氏の尖った提案
2021/06/24 その312 野党の主張
平和が続く最近の世の中では政策の急激な変化は誰も望まないが、野党の主張は50年前と同様の与野党対決的で支持率が伸びないのも当然です。多くの人が希望通りではないにしても最低限の安定した生活を送れる世の中では変化は好まれませんが、一方で何となく不安・不満があるのも事実です。
ここで野党のとるべき主張について提案します。
1. 記者会見は追加質問にも応じ、政府と報道陣の議論ができる様にする
2. 会見は原則公開し生中継とする
3. 国会質問の事前通知は残すものの、議論の過程での質疑の広がりを促す
4. 答弁は原則的に事実に基づくデータを基本とする
5. 抽象的な表現は極力避ける
「。。。の努力をします」=>「何をどうやって努力するのか具体策の明示」
「解決のため最大限の努力をします」=>「具体的な解決策の提示」
これらによって具体的な政策を基礎に議論ができ一定期間後結果を数値で評価する事ができます。野党の政策が自民党と全く同じでも上記の様なことを示し、実際に行動に移すことで圧倒的な支持を受ける事になるでしょう。個々の政策できめ細かい提案をし、それを具体的に示すことで政権交代の可能性もかなり高まる事になり自民党に対しても大きな刺激となります。
これらのことを継続する結果日本の政治品質が上がってくることで世の中の閉塞感がなくなり雰囲気が明るくなり、将来への希望が持てるようになり中期的に出生率が高まり人口減少にも歯止めがかかります。
その後、第三の開国をすれば大きな希望が出てきます。
1. 男女同権教育の徹底、クオータ制の導入
2. コントロールされた移民の受け入れと日本語教育等の体制整備
3年間無償、宿泊施設付き
3. 少なくとも大学講義の3割を英語とする
江戸時代がそうであったように日本は世界でも珍しく自給自足が可能な国ですが江戸時代中期以降は人口増加も生産も停滞しており結局は幕末の政変と明治革命につながりました。1989年以降人口増加もGDPも停滞しており幕末が近づいているという危機感を持つことが大切です。
平和が続く最近の世の中では政策の急激な変化は誰も望まないが、野党の主張は50年前と同様の与野党対決的で支持率が伸びないのも当然です。多くの人が希望通りではないにしても最低限の安定した生活を送れる世の中では変化は好まれませんが、一方で何となく不安・不満があるのも事実です。
ここで野党のとるべき主張について提案します。
1. 記者会見は追加質問にも応じ、政府と報道陣の議論ができる様にする
2. 会見は原則公開し生中継とする
3. 国会質問の事前通知は残すものの、議論の過程での質疑の広がりを促す
4. 答弁は原則的に事実に基づくデータを基本とする
5. 抽象的な表現は極力避ける
「。。。の努力をします」=>「何をどうやって努力するのか具体策の明示」
「解決のため最大限の努力をします」=>「具体的な解決策の提示」
これらによって具体的な政策を基礎に議論ができ一定期間後結果を数値で評価する事ができます。野党の政策が自民党と全く同じでも上記の様なことを示し、実際に行動に移すことで圧倒的な支持を受ける事になるでしょう。個々の政策できめ細かい提案をし、それを具体的に示すことで政権交代の可能性もかなり高まる事になり自民党に対しても大きな刺激となります。
これらのことを継続する結果日本の政治品質が上がってくることで世の中の閉塞感がなくなり雰囲気が明るくなり、将来への希望が持てるようになり中期的に出生率が高まり人口減少にも歯止めがかかります。
その後、第三の開国をすれば大きな希望が出てきます。
1. 男女同権教育の徹底、クオータ制の導入
2. コントロールされた移民の受け入れと日本語教育等の体制整備
3年間無償、宿泊施設付き
3. 少なくとも大学講義の3割を英語とする
江戸時代がそうであったように日本は世界でも珍しく自給自足が可能な国ですが江戸時代中期以降は人口増加も生産も停滞しており結局は幕末の政変と明治革命につながりました。1989年以降人口増加もGDPも停滞しており幕末が近づいているという危機感を持つことが大切です。
コラム著者 BMDリサーチ代表 田原中男氏
1946年生まれ。東京大学経済学部、ハーバードビジネススクール(PMD)CIA(公認内部監査人)
1970年、ソニー入社。人事、ビジネス企画、管理業務、子会社再建、内部監査を担当。特に内部監査については、金融、映画等すべてのビジネス領域を包括的に評価することを可能とするグローバルな内部監査体制を構築。2003年からはグローバルなソニーグループ全体の内部統制体制構築に勤める。ソニー退社後、新日本監査法人アドバイザーを経て、現在、内部統制コンサルティングBMDリサーチ代表。
1970年、ソニー入社。人事、ビジネス企画、管理業務、子会社再建、内部監査を担当。特に内部監査については、金融、映画等すべてのビジネス領域を包括的に評価することを可能とするグローバルな内部監査体制を構築。2003年からはグローバルなソニーグループ全体の内部統制体制構築に勤める。ソニー退社後、新日本監査法人アドバイザーを経て、現在、内部統制コンサルティングBMDリサーチ代表。
田原中男氏の尖った提案 バックナンバー
バックナンバーは下記URLよりご覧下さい。
BMDリサーチ http://www.bmd-r.com
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