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会計実務家コラム
会計ダイバーシティでは、会計領域でご活躍されている実務家の方々のコラム記事などをご紹介してまいります。
業界の動向や時事問題などをテーマにした独自の視点・見解の内容となっておりますので、新たな発見の一助になれば幸いです。
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田原中男氏の尖った提案
2021/4/26 その305 大本営発表
残念なことですが、大本営発表のようなことが継続しています。
ワクチン接種:ワクチン接種していない医師からワクチン接種を受ける高齢者?
医療従事者を優先して接種し、その後に高齢者とするのが妥当ですが、やりました感の宣伝のためにたった数百件の高齢者接種をあたかも接種が全面的にが始まったかの如く宣伝していますが、配布日程と数量が明確にならなければ地方自治体は医師や場所の確保という準備もできないというロジスティック無視の計画、太平洋戦争中の日本軍のロジスティック無視の作戦と共通しています。
NHKのニュースでPCR検査可能数が昨年初めの数千件から17万件に増加を聞いた時には開いた口が塞がりませんでした。実際の検査数はどうなのかが大事なのにその情報も無し、海外各国との比較では17万件でもたった数分の一以下という現実には全く触れずじず今までのウィルスは発症前日から感染力が強まるので発熱があったら検査でもある程度の効果はありましたが、変異種では発症5日前から感染力強まるので発症してから検査ではその間にどれだけ感染させているのか?
相変わらず出来もしないし、意味のない感染経路の特定に注力するのも不明です。市中感染しているので感染経路を特定できないし、特定できても対策とはなりません。これらを考えるとやはり「やっている感」と「面子」が大事ということはまさに大本営発表と重なってしまいます。
歴史は繰り返すと言いますが不幸な歴史は繰り返して欲しくありません。その歴史を知る人が徐々に減少していることを考慮すると、歴史養育のあり方も真剣に考えてみる必要があります。歴史に対して正直になれないのは隠したいことがあるからだと邪推するのは少しひねくれた発想なのかとも思いますが「大本営発表」と「それに異議を唱えない国民」と言う現実は変えなければなりません。
ワクチン接種をしていない医師からワクチン接種される高齢者という漫画のような構図が自らに降りかかる不幸も楽しんでみたいと考えています。
残念なことですが、大本営発表のようなことが継続しています。
ワクチン接種:ワクチン接種していない医師からワクチン接種を受ける高齢者?
医療従事者を優先して接種し、その後に高齢者とするのが妥当ですが、やりました感の宣伝のためにたった数百件の高齢者接種をあたかも接種が全面的にが始まったかの如く宣伝していますが、配布日程と数量が明確にならなければ地方自治体は医師や場所の確保という準備もできないというロジスティック無視の計画、太平洋戦争中の日本軍のロジスティック無視の作戦と共通しています。
NHKのニュースでPCR検査可能数が昨年初めの数千件から17万件に増加を聞いた時には開いた口が塞がりませんでした。実際の検査数はどうなのかが大事なのにその情報も無し、海外各国との比較では17万件でもたった数分の一以下という現実には全く触れずじず今までのウィルスは発症前日から感染力が強まるので発熱があったら検査でもある程度の効果はありましたが、変異種では発症5日前から感染力強まるので発症してから検査ではその間にどれだけ感染させているのか?
相変わらず出来もしないし、意味のない感染経路の特定に注力するのも不明です。市中感染しているので感染経路を特定できないし、特定できても対策とはなりません。これらを考えるとやはり「やっている感」と「面子」が大事ということはまさに大本営発表と重なってしまいます。
歴史は繰り返すと言いますが不幸な歴史は繰り返して欲しくありません。その歴史を知る人が徐々に減少していることを考慮すると、歴史養育のあり方も真剣に考えてみる必要があります。歴史に対して正直になれないのは隠したいことがあるからだと邪推するのは少しひねくれた発想なのかとも思いますが「大本営発表」と「それに異議を唱えない国民」と言う現実は変えなければなりません。
ワクチン接種をしていない医師からワクチン接種される高齢者という漫画のような構図が自らに降りかかる不幸も楽しんでみたいと考えています。
コラム著者 BMDリサーチ代表 田原中男氏
1946年生まれ。東京大学経済学部、ハーバードビジネススクール(PMD)CIA(公認内部監査人)
1970年、ソニー入社。人事、ビジネス企画、管理業務、子会社再建、内部監査を担当。特に内部監査については、金融、映画等すべてのビジネス領域を包括的に評価することを可能とするグローバルな内部監査体制を構築。2003年からはグローバルなソニーグループ全体の内部統制体制構築に勤める。ソニー退社後、新日本監査法人アドバイザーを経て、現在、内部統制コンサルティングBMDリサーチ代表。
1970年、ソニー入社。人事、ビジネス企画、管理業務、子会社再建、内部監査を担当。特に内部監査については、金融、映画等すべてのビジネス領域を包括的に評価することを可能とするグローバルな内部監査体制を構築。2003年からはグローバルなソニーグループ全体の内部統制体制構築に勤める。ソニー退社後、新日本監査法人アドバイザーを経て、現在、内部統制コンサルティングBMDリサーチ代表。
田原中男氏の尖った提案 バックナンバー
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BMDリサーチ http://www.bmd-r.com
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