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会計実務家コラム
会計ダイバーシティでは、会計領域でご活躍されている実務家の方々のコラム記事などをご紹介してまいります。
業界の動向や時事問題などをテーマにした独自の視点・見解の内容となっておりますので、新たな発見の一助になれば幸いです。
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田原中男氏の尖った提案
2018/09/14 その172 外見が変わると中身も変わる
最近、あらゆるスポーツでカタカナ名前の選手が増えました、そして実力的にも素晴らしい選手が多いように感じます。
ブロ野球やサッカー、バスケットであれば一部の国でやっているような外国人選手の国籍変更補強という可能性もありますが陸上や柔道のようなアマチュアスポーツにもみられると言うことは補強とは考えられません。
少し前に戸籍法が改正されカタカナ名前でも登録が可能になったことが原因でしょう。改正前であれば当て字の漢字を使ったり全く別の苗字を付けるしかなかったのでどうしても周囲から見る目も特別扱いで社会から受け入れられなかったこともあったのではないでしょうか。
ツルネンさんが選挙に出ようとして認められず都留念という当て字を使ったのはそんなに昔の話ではありません。
カタカナ苗字が一般的になって社会に受け入れられるようになり、本来の実力が遺憾なく発揮され始めたのではないかと感じます。
大相撲の秋場所が始まり稀勢の里の復活ができるかどうかも大きな話題になっていますが、役力士以上には外国出身力士が大多数で日本出身力士として横綱稀勢の里が注目を集めているようですが、外国出身力士も流暢な日本語を話し引退後は部屋で力士を育て、相撲の伝統を引き継いでいます。
テニスの全米オープンでは大坂なおみがアジア人として初めてのグランドスラム大会優勝を飾りましたが、インタビューでも明らかな通り日本語はまだ不十分です。それでも日本中で祝福されるような時代になったということでしょう。
このように戸籍登録の小さな変更が、これほど大きな変化を生むとは誰も考えていなかったでしょうが、探してみれば他にも似たような事例が沢山あり、このようなちょっとした変化が大きな力となって改革が生まれるのではないでしょうか。
お金を使わなくても活性化を促す施策は沢山ありそうです。
最近、あらゆるスポーツでカタカナ名前の選手が増えました、そして実力的にも素晴らしい選手が多いように感じます。
ブロ野球やサッカー、バスケットであれば一部の国でやっているような外国人選手の国籍変更補強という可能性もありますが陸上や柔道のようなアマチュアスポーツにもみられると言うことは補強とは考えられません。
少し前に戸籍法が改正されカタカナ名前でも登録が可能になったことが原因でしょう。改正前であれば当て字の漢字を使ったり全く別の苗字を付けるしかなかったのでどうしても周囲から見る目も特別扱いで社会から受け入れられなかったこともあったのではないでしょうか。
ツルネンさんが選挙に出ようとして認められず都留念という当て字を使ったのはそんなに昔の話ではありません。
カタカナ苗字が一般的になって社会に受け入れられるようになり、本来の実力が遺憾なく発揮され始めたのではないかと感じます。
大相撲の秋場所が始まり稀勢の里の復活ができるかどうかも大きな話題になっていますが、役力士以上には外国出身力士が大多数で日本出身力士として横綱稀勢の里が注目を集めているようですが、外国出身力士も流暢な日本語を話し引退後は部屋で力士を育て、相撲の伝統を引き継いでいます。
テニスの全米オープンでは大坂なおみがアジア人として初めてのグランドスラム大会優勝を飾りましたが、インタビューでも明らかな通り日本語はまだ不十分です。それでも日本中で祝福されるような時代になったということでしょう。
このように戸籍登録の小さな変更が、これほど大きな変化を生むとは誰も考えていなかったでしょうが、探してみれば他にも似たような事例が沢山あり、このようなちょっとした変化が大きな力となって改革が生まれるのではないでしょうか。
お金を使わなくても活性化を促す施策は沢山ありそうです。
コラム著者 BMDリサーチ代表 田原中男氏
1946年生まれ。東京大学経済学部、ハーバードビジネススクール(PMD)CIA(公認内部監査人)
1970年、ソニー入社。人事、ビジネス企画、管理業務、子会社再建、内部監査を担当。特に内部監査については、金融、映画等すべてのビジネス領域を包括的に評価することを可能とするグローバルな内部監査体制を構築。2003年からはグローバルなソニーグループ全体の内部統制体制構築に勤める。ソニー退社後、新日本監査法人アドバイザーを経て、現在、内部統制コンサルティングBMDリサーチ代表。
1970年、ソニー入社。人事、ビジネス企画、管理業務、子会社再建、内部監査を担当。特に内部監査については、金融、映画等すべてのビジネス領域を包括的に評価することを可能とするグローバルな内部監査体制を構築。2003年からはグローバルなソニーグループ全体の内部統制体制構築に勤める。ソニー退社後、新日本監査法人アドバイザーを経て、現在、内部統制コンサルティングBMDリサーチ代表。
田原中男氏の尖った提案 バックナンバー
バックナンバーは下記URLよりご覧下さい。
BMDリサーチ http://www.bmd-r.com
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