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会計実務家コラム
会計ダイバーシティでは、会計領域でご活躍されている実務家の方々のコラム記事などをご紹介してまいります。
業界の動向や時事問題などをテーマにした独自の視点・見解の内容となっておりますので、新たな発見の一助になれば幸いです。
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田原中男氏の尖った提案
2019/9/25 その225 携帯料金と災害とどちらが大切?
千葉を襲った台風15号による大規模長期停電は最近にない被害で、電気が止まることで水も出ず、通信もできずと大きな被害になりましたが、国や県の初動が遅かったことは見逃せません。台風一過をTVで見ただけでも送電線の大きな鉄塔が倒れたり素人目にも復旧は大変という印象でしたが、国が体制を作ったのが4日後、官房長官は遅くはなかったと強弁していますが、被害を受けた方々はどのように感じたのでしょうか。
一方で携帯の料金については大手携帯会社がプランを発表するたびにコメントを出し規制を強化し、まるで市場原理はないが如くに社会主義国並みの指導を繰り返しています。
前述の災害救援は内閣改造と重なっていたことがどの程度影響されたのかと疑わしく感じます。政治は人気取りでなく、十年先を見越した政策と緊急時の素早い対応です。これができていないにも関わらず、内閣支持率が高いことは主権者である国民にも責任があるといえます。みんなで真剣に将来のことを考える必要がありそうです。
千葉を襲った台風15号による大規模長期停電は最近にない被害で、電気が止まることで水も出ず、通信もできずと大きな被害になりましたが、国や県の初動が遅かったことは見逃せません。台風一過をTVで見ただけでも送電線の大きな鉄塔が倒れたり素人目にも復旧は大変という印象でしたが、国が体制を作ったのが4日後、官房長官は遅くはなかったと強弁していますが、被害を受けた方々はどのように感じたのでしょうか。
一方で携帯の料金については大手携帯会社がプランを発表するたびにコメントを出し規制を強化し、まるで市場原理はないが如くに社会主義国並みの指導を繰り返しています。
前述の災害救援は内閣改造と重なっていたことがどの程度影響されたのかと疑わしく感じます。政治は人気取りでなく、十年先を見越した政策と緊急時の素早い対応です。これができていないにも関わらず、内閣支持率が高いことは主権者である国民にも責任があるといえます。みんなで真剣に将来のことを考える必要がありそうです。
コラム著者 BMDリサーチ代表 田原中男氏
1946年生まれ。東京大学経済学部、ハーバードビジネススクール(PMD)CIA(公認内部監査人)
1970年、ソニー入社。人事、ビジネス企画、管理業務、子会社再建、内部監査を担当。特に内部監査については、金融、映画等すべてのビジネス領域を包括的に評価することを可能とするグローバルな内部監査体制を構築。2003年からはグローバルなソニーグループ全体の内部統制体制構築に勤める。ソニー退社後、新日本監査法人アドバイザーを経て、現在、内部統制コンサルティングBMDリサーチ代表。
1970年、ソニー入社。人事、ビジネス企画、管理業務、子会社再建、内部監査を担当。特に内部監査については、金融、映画等すべてのビジネス領域を包括的に評価することを可能とするグローバルな内部監査体制を構築。2003年からはグローバルなソニーグループ全体の内部統制体制構築に勤める。ソニー退社後、新日本監査法人アドバイザーを経て、現在、内部統制コンサルティングBMDリサーチ代表。
田原中男氏の尖った提案 バックナンバー
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BMDリサーチ http://www.bmd-r.com
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