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会計実務家コラム
会計ダイバーシティでは、会計領域でご活躍されている実務家の方々のコラム記事などをご紹介してまいります。
業界の動向や時事問題などをテーマにした独自の視点・見解の内容となっておりますので、新たな発見の一助になれば幸いです。
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田原中男氏の尖った提案
2020/1/6 その239 あけましておめでとうございます。毎週、世の中の出来事で “これ変ですね” と思われることを掲載していましたが今年は一念発起、北海道に引っ越し、豊かな自然の中でのんびりと暮らすことにいたしました。
第二の人生ではなく第三の人生と考えています。第一が会社勤めで時間の大部分を組織に捧げた生活とすると第二が自分の興味と関心に従って他人の指図を受けずに定年後の生活を過ごす。
そして第三の人生では、世の中の変なことに関心は持ちつつも、一定の距離を置いて心惑わされずに豊かな自然の中で過ごすことを目指しています。
最後の予言を遺言として簡単に述べたいと思います。
残念ながらこれからの十年はあまり楽しい時代ではなく、日本が徐々に没落し世界の中での存在感が薄れてくるとともに過去30年間に手をつけなかった変革が否応なく押し寄せ、外部環境によって急激な変革を迫られる時代となるでしょう。
これまでの主張はこのような事態を予見し、少しでも自分たちの手で変革を主導できるようにという意図でしたが、変革の担い手の中心であるべき若者も、投票という手段を行使して変革を迫る可能性のある市民も、将来を予見して政策立案すべき政治家も小さな負担を避けたために、大きな代償を支払うことになるでしょう。
遠く北の地から状況を見守りつつ、これまでのようにコメントを続けることに変わりはありませんが、立ち位置を少し変えて客観的に解説するようにしたいと思います。
荒天準備,世界情勢の激変に惑わされず,しっかりとした心構えを持ちましょう。
第二の人生ではなく第三の人生と考えています。第一が会社勤めで時間の大部分を組織に捧げた生活とすると第二が自分の興味と関心に従って他人の指図を受けずに定年後の生活を過ごす。
そして第三の人生では、世の中の変なことに関心は持ちつつも、一定の距離を置いて心惑わされずに豊かな自然の中で過ごすことを目指しています。
最後の予言を遺言として簡単に述べたいと思います。
残念ながらこれからの十年はあまり楽しい時代ではなく、日本が徐々に没落し世界の中での存在感が薄れてくるとともに過去30年間に手をつけなかった変革が否応なく押し寄せ、外部環境によって急激な変革を迫られる時代となるでしょう。
これまでの主張はこのような事態を予見し、少しでも自分たちの手で変革を主導できるようにという意図でしたが、変革の担い手の中心であるべき若者も、投票という手段を行使して変革を迫る可能性のある市民も、将来を予見して政策立案すべき政治家も小さな負担を避けたために、大きな代償を支払うことになるでしょう。
遠く北の地から状況を見守りつつ、これまでのようにコメントを続けることに変わりはありませんが、立ち位置を少し変えて客観的に解説するようにしたいと思います。
荒天準備,世界情勢の激変に惑わされず,しっかりとした心構えを持ちましょう。
コラム著者 BMDリサーチ代表 田原中男氏
1946年生まれ。東京大学経済学部、ハーバードビジネススクール(PMD)CIA(公認内部監査人)
1970年、ソニー入社。人事、ビジネス企画、管理業務、子会社再建、内部監査を担当。特に内部監査については、金融、映画等すべてのビジネス領域を包括的に評価することを可能とするグローバルな内部監査体制を構築。2003年からはグローバルなソニーグループ全体の内部統制体制構築に勤める。ソニー退社後、新日本監査法人アドバイザーを経て、現在、内部統制コンサルティングBMDリサーチ代表。
1970年、ソニー入社。人事、ビジネス企画、管理業務、子会社再建、内部監査を担当。特に内部監査については、金融、映画等すべてのビジネス領域を包括的に評価することを可能とするグローバルな内部監査体制を構築。2003年からはグローバルなソニーグループ全体の内部統制体制構築に勤める。ソニー退社後、新日本監査法人アドバイザーを経て、現在、内部統制コンサルティングBMDリサーチ代表。
田原中男氏の尖った提案 バックナンバー
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BMDリサーチ http://www.bmd-r.com
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