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会計実務家コラム
会計ダイバーシティでは、会計領域でご活躍されている実務家の方々のコラム記事などをご紹介してまいります。
業界の動向や時事問題などをテーマにした独自の視点・見解の内容となっておりますので、新たな発見の一助になれば幸いです。
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田原中男氏の尖った提案
2022/11/15 その386 日本崩壊
防衛力強化が急に話題になりましたが国家予算の半分近くを赤字国債で賄っている国にそのような余力があるのだろうかという疑問があります。
米ソの冷戦はアメリカに対抗するため過大な軍備費を注ぎ込んだことによってソ連の経済が崩壊したことで終焉を迎えました。これと同じことが起きつつあることに留意すべきです。核やミサイルをちらつかせることで日本に防衛費の過大な負担を強いれば遠からず日本の経済が破綻することを見込めます。
これほど簡単なことはありません、過去に実例があるのですからそれでは日本はどうすれば良いのでしょうか。
かつてあったスローガン「善隣友好外交」ではないでしょうか。もう一つ借金経済から抜け出し防衛費の増額にも耐えられる経済を再生することです。そのために必要なことは徹底的な社会構造の改革です。前例撤廃、規制撤廃、金融機関はリスクを持って融資ではなく投資を政府の役割はそれらのリスクに対するセーフティーネットを整備することです。このために必要なことは何でしょうか?
国会議員の平均年齢を20歳若返させること、女性比率を少なくとも1/3とすること、議員への立候補には党内での公開予備選挙を義務付けること
これによって論理的思考の有無が判明し、力のない二世議員を排除できます。簡単にいうと「おじさん文化からの脱却」です。おじさん文化の特徴をあえて極端にあげれば、「上下関係を重視し、部下に服従を求める」「過去の(成功)体験にしがみつき、自分の判る範囲のことしか許容しない」「同調を求め、異物を排除する」「群れることを好み、
ロジックよりも根回しや人間関係を重視する」といったところでしょうか
スイスIMD(国際経営開発研究所)の「デジタル競争力」が公表されましが日本は63カ国・地域の中で29位と昨年(28位)よりも順位が下がりました。項目別では「企業経営の俊敏性」「国際経験」「ビックデータの分析・活用」は最下位、「海外人材受け入れ」「デジタル・スキル」も最下位近辺です。
日本では初等教育から「先生や親(上位者)の言うことを聞く子がよい子」との意識を植え付けられ、まるで操り人形のようになっています。
その糸を操っているのが「おじさん」では目も当てられませんね
防衛力強化が急に話題になりましたが国家予算の半分近くを赤字国債で賄っている国にそのような余力があるのだろうかという疑問があります。
米ソの冷戦はアメリカに対抗するため過大な軍備費を注ぎ込んだことによってソ連の経済が崩壊したことで終焉を迎えました。これと同じことが起きつつあることに留意すべきです。核やミサイルをちらつかせることで日本に防衛費の過大な負担を強いれば遠からず日本の経済が破綻することを見込めます。
これほど簡単なことはありません、過去に実例があるのですからそれでは日本はどうすれば良いのでしょうか。
かつてあったスローガン「善隣友好外交」ではないでしょうか。もう一つ借金経済から抜け出し防衛費の増額にも耐えられる経済を再生することです。そのために必要なことは徹底的な社会構造の改革です。前例撤廃、規制撤廃、金融機関はリスクを持って融資ではなく投資を政府の役割はそれらのリスクに対するセーフティーネットを整備することです。このために必要なことは何でしょうか?
国会議員の平均年齢を20歳若返させること、女性比率を少なくとも1/3とすること、議員への立候補には党内での公開予備選挙を義務付けること
これによって論理的思考の有無が判明し、力のない二世議員を排除できます。簡単にいうと「おじさん文化からの脱却」です。おじさん文化の特徴をあえて極端にあげれば、「上下関係を重視し、部下に服従を求める」「過去の(成功)体験にしがみつき、自分の判る範囲のことしか許容しない」「同調を求め、異物を排除する」「群れることを好み、
ロジックよりも根回しや人間関係を重視する」といったところでしょうか
スイスIMD(国際経営開発研究所)の「デジタル競争力」が公表されましが日本は63カ国・地域の中で29位と昨年(28位)よりも順位が下がりました。項目別では「企業経営の俊敏性」「国際経験」「ビックデータの分析・活用」は最下位、「海外人材受け入れ」「デジタル・スキル」も最下位近辺です。
日本では初等教育から「先生や親(上位者)の言うことを聞く子がよい子」との意識を植え付けられ、まるで操り人形のようになっています。
その糸を操っているのが「おじさん」では目も当てられませんね
コラム著者 BMDリサーチ代表 田原中男氏
1946年生まれ。東京大学経済学部、ハーバードビジネススクール(PMD)CIA(公認内部監査人)
1970年、ソニー入社。人事、ビジネス企画、管理業務、子会社再建、内部監査を担当。特に内部監査については、金融、映画等すべてのビジネス領域を包括的に評価することを可能とするグローバルな内部監査体制を構築。2003年からはグローバルなソニーグループ全体の内部統制体制構築に勤める。ソニー退社後、新日本監査法人アドバイザーを経て、現在、内部統制コンサルティングBMDリサーチ(http://www.bmd-r.com)代表
1970年、ソニー入社。人事、ビジネス企画、管理業務、子会社再建、内部監査を担当。特に内部監査については、金融、映画等すべてのビジネス領域を包括的に評価することを可能とするグローバルな内部監査体制を構築。2003年からはグローバルなソニーグループ全体の内部統制体制構築に勤める。ソニー退社後、新日本監査法人アドバイザーを経て、現在、内部統制コンサルティングBMDリサーチ(http://www.bmd-r.com)代表
田原中男氏の尖った提案 バックナンバー
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BMDリサーチ http://www.bmd-r.com
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