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会計実務家コラム
会計ダイバーシティでは、会計領域でご活躍されている実務家の方々のコラム記事などをご紹介してまいります。
業界の動向や時事問題などをテーマにした独自の視点・見解の内容となっておりますので、新たな発見の一助になれば幸いです。
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佐久間裕輝氏のコラム
2024/2/28 連載コラム№1 フリーランス・コンサルタントの良い面/厳しい面
皆様、はじめまして。
フリーランスとしてコンサルティング業を営んでいる佐久間です。
ここ数年、コロナ禍を介して我々フリーランス市場の在り方も大きく変化を遂げていると強く認識していますが、そのお話はあらためて発信させていただくとして、今回は、組織に所属することなく、フリーランスとしてコンサルティング業を営むことに関する私の考える良い面/厳しい面についてお話をします。
まず「良い面」に関しては、組織の仕組みの中に身を置いていないので、「時間」や「資金」など大切なリソースを、ひたすら自身の仕事やスキルアップに対して集中できることである。要するに自由度が高いということですが、この点は容易に想定できるかと考えます。
それではどういったところが「厳しい面」と考えられるでしょうか?
そもそもコンサルティングを進める上で大事なツールとなるのが、実績に裏付けられたノウハウや方法論となるのですが、この”実績に裏付けられた”という点が非常に重要なのです。文献などを参照し知識として備えたところで、所詮、机上の知識であり、実際のコンサルティングの現場で取り組みを進めることは非常に難しいかと考えます。
コンサルティングファームなどの一員であれば、組織としてこうした”実績に裏付けられた”ノウハウや方法論が資産として蓄積されており、いくらでも活用できる環境にあるのですが、フリーランスという立場ではどうしても限界があります。
そこで私の場合は、自身が参画したPJの取り組みを基盤にアプローチや推進のポイントを含めた事例を記録するようにしています。こんな当たり前のことと思うかもしれませんが、皆さん忙しいので過去を振り返ることへ大切な時間を注ぐことができず、結局手付かずとなってしまっているのです。
「良い面」で挙げた自由度の高さをうまく活かし、この記録というひと手間により残された“資産”が将来のクライアント獲得のための強力な材料となり、実績に裏付けられた説得力のあるアプローチとしてご提案でき、更に実戦において活用できるのです。
フリーランスであるが故の「良い面」、つまりは“強み”を最大限に活かしましょう!
皆様、はじめまして。
フリーランスとしてコンサルティング業を営んでいる佐久間です。
ここ数年、コロナ禍を介して我々フリーランス市場の在り方も大きく変化を遂げていると強く認識していますが、そのお話はあらためて発信させていただくとして、今回は、組織に所属することなく、フリーランスとしてコンサルティング業を営むことに関する私の考える良い面/厳しい面についてお話をします。
まず「良い面」に関しては、組織の仕組みの中に身を置いていないので、「時間」や「資金」など大切なリソースを、ひたすら自身の仕事やスキルアップに対して集中できることである。要するに自由度が高いということですが、この点は容易に想定できるかと考えます。
それではどういったところが「厳しい面」と考えられるでしょうか?
そもそもコンサルティングを進める上で大事なツールとなるのが、実績に裏付けられたノウハウや方法論となるのですが、この”実績に裏付けられた”という点が非常に重要なのです。文献などを参照し知識として備えたところで、所詮、机上の知識であり、実際のコンサルティングの現場で取り組みを進めることは非常に難しいかと考えます。
コンサルティングファームなどの一員であれば、組織としてこうした”実績に裏付けられた”ノウハウや方法論が資産として蓄積されており、いくらでも活用できる環境にあるのですが、フリーランスという立場ではどうしても限界があります。
そこで私の場合は、自身が参画したPJの取り組みを基盤にアプローチや推進のポイントを含めた事例を記録するようにしています。こんな当たり前のことと思うかもしれませんが、皆さん忙しいので過去を振り返ることへ大切な時間を注ぐことができず、結局手付かずとなってしまっているのです。
「良い面」で挙げた自由度の高さをうまく活かし、この記録というひと手間により残された“資産”が将来のクライアント獲得のための強力な材料となり、実績に裏付けられた説得力のあるアプローチとしてご提案でき、更に実戦において活用できるのです。
フリーランスであるが故の「良い面」、つまりは“強み”を最大限に活かしましょう!
コラム著者 佐久間 裕輝氏
マネジメント・コンサルタントとして経営・経理・財務・DX領域を中心に企業の業務・組織再編などの支援を行っている。
総合商社の経理部門に約10年間在籍した後、米国公認会計士(イリノイ州)取得を経て某会計系コンサルティングファームに参画、その後、フリーランスとしてコンサルティング業を継続中。慶応義塾大学卒
主な著書:経理・財務の実務に必要な「知識×実行」(税務経理協会)
CFO 最高財務責任者の新しい役割(HARVARD BUSINESS SCHOOL PRESS)など
総合商社の経理部門に約10年間在籍した後、米国公認会計士(イリノイ州)取得を経て某会計系コンサルティングファームに参画、その後、フリーランスとしてコンサルティング業を継続中。慶応義塾大学卒
主な著書:経理・財務の実務に必要な「知識×実行」(税務経理協会)
CFO 最高財務責任者の新しい役割(HARVARD BUSINESS SCHOOL PRESS)など
佐久間裕輝氏のコラム バックナンバー
バックナンバーは下記URLよりご覧下さい。
BMDリサーチ http://www.bmd-r.com
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