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会計実務家コラム
会計ダイバーシティでは、会計領域でご活躍されている実務家の方々のコラム記事などをご紹介してまいります。
業界の動向や時事問題などをテーマにした独自の視点・見解の内容となっておりますので、新たな発見の一助になれば幸いです。
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田原中男氏の尖った提案
2020/7/14 その264 日本の七不思議
コロナ騒ぎの始まる前から,世論調査では話題になっている政策について常に説明に納得できないという結果が出ていますが、何故か内閣支持率は全くといって良いほど変わらず,40%を下回ることはなく支持率が不支持率を下回ることもほとんどありません。結果的に国民の支持を得られない政策を連発しながら7年も安倍政権が続いています。他の国であればとっくの昔に支持率低下で内閣は崩壊していますが、そうならない理由が全く分かりません。
6月になって黒川検事長の賭け麻雀でようやく支持率の低下が表れ始めこれからの推移がどのようになるかで展開は変わってくるかもしれません。これまでの世論調査でも常に個別の案件では不支持が多かったものの内閣支持率や政党支持率には影響がありませんでした。うがった見方をすると政治や与野党を問わず政治家に対する信頼感が低いのでどの内閣でも同じ、だから今のままで良い、どうせ代わり映えしないから今のままで良いということの反映が内閣支持率が動かない原因だった可能性もあります。
次の不思議はコロナ感染者数と感染による死亡者の少なさです。PCR検査をほとんど行わず、無症状感染者を放置したにも関わらず爆発的な感染が起きなかった、今までのところはという注釈付きですが、のは奇跡に近い状況です。ソフトバンクグループで実施した抗体検査では抗体保持者が1%より遥かに低い数字となり、爆発的感染が無かった事はある程度証明されましたが、逆にほとんど無菌状態だということは第2次感染が起きると抵抗力がほとんど無いということになり、七不思議の幸運がいつまで続くか不安になります。
最後に予言を二つ
一つは大統領選挙前にトランプが選挙に出ず共和党が大混乱。トランプは負けることが大嫌いなので、負け戦の大統領選挙には出ない、政治的混乱は自分には関係ないという無責任な行動もあり得ます。
二つ目は来年の東京オリンピックは中止。
南米、ロシア、インドでの感染拡大が収まらず、秋以降は第二波が来ると来年夏までにワクチン開発をはじめとする対策は無理で、結局中止に。
コロナ騒ぎの始まる前から,世論調査では話題になっている政策について常に説明に納得できないという結果が出ていますが、何故か内閣支持率は全くといって良いほど変わらず,40%を下回ることはなく支持率が不支持率を下回ることもほとんどありません。結果的に国民の支持を得られない政策を連発しながら7年も安倍政権が続いています。他の国であればとっくの昔に支持率低下で内閣は崩壊していますが、そうならない理由が全く分かりません。
6月になって黒川検事長の賭け麻雀でようやく支持率の低下が表れ始めこれからの推移がどのようになるかで展開は変わってくるかもしれません。これまでの世論調査でも常に個別の案件では不支持が多かったものの内閣支持率や政党支持率には影響がありませんでした。うがった見方をすると政治や与野党を問わず政治家に対する信頼感が低いのでどの内閣でも同じ、だから今のままで良い、どうせ代わり映えしないから今のままで良いということの反映が内閣支持率が動かない原因だった可能性もあります。
次の不思議はコロナ感染者数と感染による死亡者の少なさです。PCR検査をほとんど行わず、無症状感染者を放置したにも関わらず爆発的な感染が起きなかった、今までのところはという注釈付きですが、のは奇跡に近い状況です。ソフトバンクグループで実施した抗体検査では抗体保持者が1%より遥かに低い数字となり、爆発的感染が無かった事はある程度証明されましたが、逆にほとんど無菌状態だということは第2次感染が起きると抵抗力がほとんど無いということになり、七不思議の幸運がいつまで続くか不安になります。
最後に予言を二つ
一つは大統領選挙前にトランプが選挙に出ず共和党が大混乱。トランプは負けることが大嫌いなので、負け戦の大統領選挙には出ない、政治的混乱は自分には関係ないという無責任な行動もあり得ます。
二つ目は来年の東京オリンピックは中止。
南米、ロシア、インドでの感染拡大が収まらず、秋以降は第二波が来ると来年夏までにワクチン開発をはじめとする対策は無理で、結局中止に。
コラム著者 BMDリサーチ代表 田原中男氏
1946年生まれ。東京大学経済学部、ハーバードビジネススクール(PMD)CIA(公認内部監査人)
1970年、ソニー入社。人事、ビジネス企画、管理業務、子会社再建、内部監査を担当。特に内部監査については、金融、映画等すべてのビジネス領域を包括的に評価することを可能とするグローバルな内部監査体制を構築。2003年からはグローバルなソニーグループ全体の内部統制体制構築に勤める。ソニー退社後、新日本監査法人アドバイザーを経て、現在、内部統制コンサルティングBMDリサーチ代表。
1970年、ソニー入社。人事、ビジネス企画、管理業務、子会社再建、内部監査を担当。特に内部監査については、金融、映画等すべてのビジネス領域を包括的に評価することを可能とするグローバルな内部監査体制を構築。2003年からはグローバルなソニーグループ全体の内部統制体制構築に勤める。ソニー退社後、新日本監査法人アドバイザーを経て、現在、内部統制コンサルティングBMDリサーチ代表。
田原中男氏の尖った提案 バックナンバー
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BMDリサーチ http://www.bmd-r.com
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