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【海外トレンド発信】RPA・AI・ブロックチェーンの御三家の導入状況が米で急増中

2019年4月26日
モーゲンスターン・シカゴ 代表
米国公認会計士 村田幸伸氏

会計・ファイナンス業界の新御三家とも言えるRPA・AI・ブロックチェーンの導入状況が今年一気に2倍に躍進したらしい。CFO.comの記事でその詳細が紹介されていた。


Advanced Technologies Are Taking Over Finance
http://www.cfo.com/it-value/2019/04/advanced-technologies-are-taking-over-finance/?utm_campaign=CFODailyAlert&utm_nooverride=1&utm_source=CFO-email&utm_medium=email&utm_content=CFODailyAlert_Thursday_2019-4-4&utm_term=it-value


Grant Thorntonの調査によると、新御三家の利用状況は昨年25%だったが今年は42%に増加。職務別に見ると以下のようになっている。

売掛買掛業務 35%→42%。
経営管理業務 18%→42%。
リスクマネジメント業務 20%→40%。

また、テクノロジーの種類別には

AIとRPAの両方利用 7%→25%
マシンラーニング利用 8%→30%
ブロックチェーン利用 記録無し→22%

RPAは会計や経営管理のあらゆるところで浸透しつつあるが、AIとの両方使いが急増している点が特徴的だ。単なる単純作業の自動化ではなく、そこにAIを使って判断を加える事で業務効率を更に上げようとしている事が伺える。また、マシンラーニングも一気に3倍以上になっているのも驚きだ。

業務別では全ての分野で40%台となっているが、予想では2年以内に80%台まで伸びると言われている。8割となるともう“浸透した”と言ってもいいだろう。普及度が上がるのと同時に機能や使い勝手も進化していくと思われるので、2年後には本当に新御三家が専門家のものではなく、一般の人が使う技術になっていくのだろう。
1.ヘッダーやフッターにEmailアドレスを記載してもダメ

ロボットはヘッダーやフッターの文字を読まない場合があり、それによってEmailを判別できない事があるらしい。Emailは必ず本文部分に入れるようにするべきだそうだ。もし応募したのにThank you メールが届かない場合は、この問題の可能性が高い。
2.チャートやデザインに拘らない

ロボットは図やデザインを判別しないので、拘ってしまうとレイアウトが崩れロボットが読みにくい文章になってしまうらしい。ロボットフレンドリーな経歴書になっているか確かめるには、一度 .text 形式でファイルを保存して見てみると良いようだ。そうすればロボットが読むそのもののフォーマットを確認できる。
3.キーワードを散りばめる

募集要項に記載されている重要なキーワード、例えば「管理部長」「RPAプロジェクト」などを経歴書の中に散りばめるとロボットは「マッチしている」と認識し、逆にキーワードが無い場合はマッチしないと判断し弾いてしまう事があるそうだ。なんだかウエブのSEOのようだが、キーワードのマッチングを意識して書類作成する事が重要らしい。

ちなみに、応募ページのURLが急にその企業のものではなく外部の会社のURLになっていたらロボの可能性が高いようだ。日本ではどれくらい採用ロボが普及しているかわからないが、気をつけておいて損はないかもしれない。
中小事務所の強い味方

今まで中小事務所は監査シーズンにたくさんのスタッフが必要で、しかし一度確保してしまうとシーズンオフに人員過多となってしまうというジレンマを抱えていた。しかしこのAIサービスを使えばハイシーズンの人員需要を少なく抑える事ができる。これは中小事務所にとって強い味方になりそうだ。今後は大手向けだけではなく中小向けのこのようなAIやロボティクスサービスもどんどん登場してくるかもしれない。

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