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【海外トレンド発信】RPAの唯Automation Anywhereが業界初のスマホアプリをリリース

2019年1月15日
モーゲンスターン・シカゴ 代表
米国公認会計士 村田幸伸氏

「ロボットをスマホで遠隔操作」と聞くとなんとなく近未来的な感じがするが、RPA業界ではそれが現実のものとなったようだ。

RPA業界初のスマホアプリ

Automation Anywhereがこの度スマホアプリをリリースした。同社のKakhandiki副社長曰く「このスマホアプリはRPA業界のゲームチェンジャーとなるだろう」との事だ。RPAは決められたプロセスを自動で行う事ができるが、そのプロセスを開始させたり止めたりなどは多くの場合パソコンに向かっている人間が行う必要があった。これでは社名でもあるAutomation “Anywhere“ではないので、どこでも操作ができるスマホアプリの開発を急いでいたようだ。
RPAを遠隔操作

このアプリを使うとロボットにプロセスを開始させたり止めたり、更には実施状況もモニターすることもできるらしい。これで本当に“Anywhere”からロボットの挙動を管理する事が可能となる。プロセスを忘れて外出してしまったり帰宅してしまったりしても、どこでも起動できるのでとても便利なツールとなるだろう。
法人税率下げレースも更に加熱

イギリスは法人税率19%と主要国の中でもかなり低税率だが、Brexitによる企業の損失を補填するため更なる減税が実施されるとの噂がある。イギリスから出る企業を食い止めるための施策なのだろう。一方オランダの方も現在の25%から更なる減税を行う動きがあり、イギリス離れオランダ行きを更に推進するよう動いているようにも見える。Brexit後のヨーロッパがどのようになるか今後も注視していきたい。
中小事務所の強い味方

今まで中小事務所は監査シーズンにたくさんのスタッフが必要で、しかし一度確保してしまうとシーズンオフに人員過多となってしまうというジレンマを抱えていた。しかしこのAIサービスを使えばハイシーズンの人員需要を少なく抑える事ができる。これは中小事務所にとって強い味方になりそうだ。今後は大手向けだけではなく中小向けのこのようなAIやロボティクスサービスもどんどん登場してくるかもしれない。

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