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ワークダイバーシティ
会計ダイバーシティでは働き方の多様性(ワークダイバーシティ)を支援しております。
勤務をしていると、現職の業務中心でなかなか他業界、異職種の情報は入り難いことと思います。
様々な職種(業務内容)や勤務スタイル、海外勤務例などを紹介してまいります。ご自身の今後のキャリア形成の参考として頂けますと幸いです。
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様々な職種(業務内容)や勤務スタイル、海外勤務例などを紹介してまいります。ご自身の今後のキャリア形成の参考として頂けますと幸いです。
【海外トレンド発信】内部監査のクラウドツールAuditBoard
2019年5月16日
モーゲンスターン・シカゴ 代表
米国公認会計士 村田幸伸氏
米国公認会計士 村田幸伸氏
会計領域ではRPAやERPなど『プロセス側』のツールはどんどん出現するが、コンプライアンスや監査などの領域はそれほど多くない。そんな中でこのAuditBoardは内部監査やリスクマネジメントという守り領域にフォーカスした珍しいクラウドサービスだ。内部監査の煩雑な関連部署とのコミュニケーションや書類の管理やテストの結果をクラウド上でスッキリまとめる事ができる
AuditBoard
https://www.auditboard.com/
老舗VCから40MドルをラウンドBで調達
非常に地味めなサービスにも関わらず、Battery Venturesを筆頭とする老舗VCからラウンドBの調達を行った事で話題となった。既にトリップアドバイザーなどの大手企業でも採用されており、ライバルが少ないリスクマネジメント領域でディファクトスタンダードとなりそうな気配だ。
非常に地味めなサービスにも関わらず、Battery Venturesを筆頭とする老舗VCからラウンドBの調達を行った事で話題となった。既にトリップアドバイザーなどの大手企業でも採用されており、ライバルが少ないリスクマネジメント領域でディファクトスタンダードとなりそうな気配だ。
全ての情報を一箇所に集約
内部監査では様々な書類にアクセスしたり、ヒアリングのアポイントを取ったり、テストを行い結果をフィードバックしたりなど、文書や数値データやエクセルファイルやメールやスケジューリングなど、様々なものにアクセスしながら手間のかかる作業を進めなければならない。しかしこのAuditBoardを使えば必要な情報を全てこの一箇所に集約する事ができ、スケジューリングやメールのやりとりまでこの中で行う事ができる。
内部監査では様々な書類にアクセスしたり、ヒアリングのアポイントを取ったり、テストを行い結果をフィードバックしたりなど、文書や数値データやエクセルファイルやメールやスケジューリングなど、様々なものにアクセスしながら手間のかかる作業を進めなければならない。しかしこのAuditBoardを使えば必要な情報を全てこの一箇所に集約する事ができ、スケジューリングやメールのやりとりまでこの中で行う事ができる。
ユーザー課金ではなくデーター量課金
使っているデータに応じて課金額が決まるシステムなので、最初から多くのスタッフで使い始める事が出来るのも特徴的だ。使いにくくデータ量が少なければ少額の課金となるし、皆が沢山使うようになれば金額が上がっていくというフェアな料金体系だ。これなら大企業でも試しやすく、また一度皆が使うようになればなかなかやめられないツールとなりそうだ。
使っているデータに応じて課金額が決まるシステムなので、最初から多くのスタッフで使い始める事が出来るのも特徴的だ。使いにくくデータ量が少なければ少額の課金となるし、皆が沢山使うようになれば金額が上がっていくというフェアな料金体系だ。これなら大企業でも試しやすく、また一度皆が使うようになればなかなかやめられないツールとなりそうだ。
中小事務所の強い味方
今まで中小事務所は監査シーズンにたくさんのスタッフが必要で、しかし一度確保してしまうとシーズンオフに人員過多となってしまうというジレンマを抱えていた。しかしこのAIサービスを使えばハイシーズンの人員需要を少なく抑える事ができる。これは中小事務所にとって強い味方になりそうだ。今後は大手向けだけではなく中小向けのこのようなAIやロボティクスサービスもどんどん登場してくるかもしれない。
今まで中小事務所は監査シーズンにたくさんのスタッフが必要で、しかし一度確保してしまうとシーズンオフに人員過多となってしまうというジレンマを抱えていた。しかしこのAIサービスを使えばハイシーズンの人員需要を少なく抑える事ができる。これは中小事務所にとって強い味方になりそうだ。今後は大手向けだけではなく中小向けのこのようなAIやロボティクスサービスもどんどん登場してくるかもしれない。
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