- TOP
- ≫ ワークダイバーシティ
ワークダイバーシティ
会計ダイバーシティでは働き方の多様性（ワークダイバーシティ）を支援しております。
勤務をしていると、現職の業務中心でなかなか他業界、異職種の情報は入り難いことと思います。
様々な職種（業務内容）や勤務スタイル、海外勤務例などを紹介してまいります。ご自身の今後のキャリア形成の参考として頂けますと幸いです。
勤務をしていると、現職の業務中心でなかなか他業界、異職種の情報は入り難いことと思います。
様々な職種（業務内容）や勤務スタイル、海外勤務例などを紹介してまいります。ご自身の今後のキャリア形成の参考として頂けますと幸いです。
【海外トレンド発信】AIを使った人材能力スコアの評価サイトcompleted.com
2019年5月15日
モーゲンスターン・シカゴ 代表
米国公認会計士 村田幸伸氏
米国公認会計士 村田幸伸氏
Linkedinはレジュメの代わりとしてとても有用なウエブサービスだが、その人の職務能力を評価をする事はできない。知り合いからの評価が書いてあったとしても、それはなかなか信頼には値しないからだ。このギャップを埋めるサービスとして登場したのがCompleted.comだ。これはLinkedinよりも『食べログ』の人材版に近いかもしれない。
Completed.com
https://completed.com/
試しに誰かの名前を入れてみる
サイトを開くと中央に検索ボックスが配置されており、そこに名前を入れて検索する事になる。Google検索のように名前だけではなく地名などを入れて絞り込む事も可能だ。現在はまだあまり情報が入っていないが、少し著名な人やエグゼクティブの人の場合スコアがついている事もある。食べログでレストランの評価を見る事ができるように、人の評価をここで見る事ができるサービスだ。
サイトを開くと中央に検索ボックスが配置されており、そこに名前を入れて検索する事になる。Google検索のように名前だけではなく地名などを入れて絞り込む事も可能だ。現在はまだあまり情報が入っていないが、少し著名な人やエグゼクティブの人の場合スコアがついている事もある。食べログでレストランの評価を見る事ができるように、人の評価をここで見る事ができるサービスだ。
裏でAIが動いてスコアリング
レビューサイトの問題点は、ネガティブなレビューの方が多かったり、営業的なポジティブレビューが入っていたりなど、信頼できない情報が混ざってしまう点だ。このCompleted.comはAIが様々な切り口から信頼できる投稿かどうかを判断し、ポイントの重み付けを行っている。アクセスしたIPアドレスやレビューの頻度など無数の要因をAIが分析し、正しい評価ポイントを算出しようと試みている。
レビューサイトの問題点は、ネガティブなレビューの方が多かったり、営業的なポジティブレビューが入っていたりなど、信頼できない情報が混ざってしまう点だ。このCompleted.comはAIが様々な切り口から信頼できる投稿かどうかを判断し、ポイントの重み付けを行っている。アクセスしたIPアドレスやレビューの頻度など無数の要因をAIが分析し、正しい評価ポイントを算出しようと試みている。
将来的には有料でリクルーティングツールを提供
今は無料サービスだが将来的には有料プランを設け、採用側がリクルーティングで使えるようにする計画らしい。例えば『シカゴのダウンタウンから２０マイル以内で、RPAと会計の経験がある4.30ポイント以上の人』などと検索すると一覧してくれる機能だ。能力評価ポイントの信頼性が上がり、多くの人が使うようになればとても有用なサービスになっていくだろう。
今は無料サービスだが将来的には有料プランを設け、採用側がリクルーティングで使えるようにする計画らしい。例えば『シカゴのダウンタウンから２０マイル以内で、RPAと会計の経験がある4.30ポイント以上の人』などと検索すると一覧してくれる機能だ。能力評価ポイントの信頼性が上がり、多くの人が使うようになればとても有用なサービスになっていくだろう。
中小事務所の強い味方
今まで中小事務所は監査シーズンにたくさんのスタッフが必要で、しかし一度確保してしまうとシーズンオフに人員過多となってしまうというジレンマを抱えていた。しかしこのAIサービスを使えばハイシーズンの人員需要を少なく抑える事ができる。これは中小事務所にとって強い味方になりそうだ。今後は大手向けだけではなく中小向けのこのようなAIやロボティクスサービスもどんどん登場してくるかもしれない。
今まで中小事務所は監査シーズンにたくさんのスタッフが必要で、しかし一度確保してしまうとシーズンオフに人員過多となってしまうというジレンマを抱えていた。しかしこのAIサービスを使えばハイシーズンの人員需要を少なく抑える事ができる。これは中小事務所にとって強い味方になりそうだ。今後は大手向けだけではなく中小向けのこのようなAIやロボティクスサービスもどんどん登場してくるかもしれない。
ワークダイバーシティ記事一覧
※ 過去のワークダイバーシティ記事一覧はコチラからご覧ください。