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勤務をしていると、現職の業務中心でなかなか他業界、異職種の情報は入り難いことと思います。
様々な職種(業務内容)や勤務スタイル、海外勤務例などを紹介してまいります。ご自身の今後のキャリア形成の参考として頂けますと幸いです。
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【海外トレンド発信】コロナ禍で盛り上がる従業員監視サービス
2021年8月26日
モーゲンスターン・シカゴ 代表
米国公認会計士 村田幸伸氏
米国公認会計士 村田幸伸氏
コロナ禍でリモートワークが一気に広がった昨年、欧米では従業員の仕事ぶりをモニタリングするクラウドサービスが脚光を浴びた。特に目立っていたのはTime Doctorというサービスで、あちこちで「使っている」という声をよく聞くようになった。
Time Doctor
https://www.timedoctor.com/
リモートパソコンを自動で監視
このTime DoctorはリモートワークをしているスタッフのPCのスクリーンショットを数分おきに保存し、タイピングやマウスの動きなどもトラックする。しばらく動きがなければ「手が止まってるけど大丈夫?」というアラートまで出すという優れものだ。リモートワークになり、部下の仕事ぶりが見えなくなって不安を感じていた管理職達のニーズにうまく合致し一気に導入が広がった。Gartner社の調査では、このような従業員監視サービスの導入はコロナ前は16%だったが、2020年6月に一気に28%まで上がったそうでその後も増え続けているらしい。しかし、導入が進めば進むほど同時に様々な賛否両論が巻き起こっている。Financial Management誌の以下の記事でその一端が紹介されていた。
The pros and cons of using employee monitoring technology
https://www.fm-magazine.com/issues/2021/jun/employee-monitoring-technology-pros-cons.html?utm_source=mnl:adv&utm_medium=email&utm_campaign=24Jun2021&SubscriberID=131408244&SendID=372969
このTime DoctorはリモートワークをしているスタッフのPCのスクリーンショットを数分おきに保存し、タイピングやマウスの動きなどもトラックする。しばらく動きがなければ「手が止まってるけど大丈夫?」というアラートまで出すという優れものだ。リモートワークになり、部下の仕事ぶりが見えなくなって不安を感じていた管理職達のニーズにうまく合致し一気に導入が広がった。Gartner社の調査では、このような従業員監視サービスの導入はコロナ前は16%だったが、2020年6月に一気に28%まで上がったそうでその後も増え続けているらしい。しかし、導入が進めば進むほど同時に様々な賛否両論が巻き起こっている。Financial Management誌の以下の記事でその一端が紹介されていた。
The pros and cons of using employee monitoring technology
https://www.fm-magazine.com/issues/2021/jun/employee-monitoring-technology-pros-cons.html?utm_source=mnl:adv&utm_medium=email&utm_campaign=24Jun2021&SubscriberID=131408244&SendID=372969
監視される”という不審感
このような従業員監視サービスを導入する事で最もよく言われるアレルギー反応が『従業員を信用できないのか?』という事だ。スタッフを信頼せずオンラインで監視し続け、サボっている人を見つけて注意しようという会社側の態度は従業員のロイヤルティを萎えさせ、企業文化に傷をつけることになりかねない。また、国によっては従業員のプライバシー侵害に当たる事もあるらしく、英バークレイズ銀行は昨年8月にこの件で政府からの立ち入り調査を受けている。結果によっては£865Mの罰金を課される可能性もあるらしく、導入には注意が必要だ。また、コストの正当性的にこのサービスを導入するだけの利益が得られるのか?という疑問もある。仕事をしない人はオフィスにいてもしないのだから、このようなサービスを導入して管理職が監視に時間を費やしたところで生産性はあまり上がらないのではないかという意見もある。
このような従業員監視サービスを導入する事で最もよく言われるアレルギー反応が『従業員を信用できないのか?』という事だ。スタッフを信頼せずオンラインで監視し続け、サボっている人を見つけて注意しようという会社側の態度は従業員のロイヤルティを萎えさせ、企業文化に傷をつけることになりかねない。また、国によっては従業員のプライバシー侵害に当たる事もあるらしく、英バークレイズ銀行は昨年8月にこの件で政府からの立ち入り調査を受けている。結果によっては£865Mの罰金を課される可能性もあるらしく、導入には注意が必要だ。また、コストの正当性的にこのサービスを導入するだけの利益が得られるのか?という疑問もある。仕事をしない人はオフィスにいてもしないのだから、このようなサービスを導入して管理職が監視に時間を費やしたところで生産性はあまり上がらないのではないかという意見もある。
繋がっている感を演出
一方、監視サービスを導入する事でチームがうまく機能する事もあるそうだ。孤独になりがちなリモートワークでも、皆が今机に向かって一緒に仕事をしている事が可視化されるためチームメンバーと繋がっている感覚を作る事ができるらしい。「ひょっとしたら今電話したらお邪魔かな?」などと遠慮する事なく、オフィスにいる時と同じように気軽に声をかける事ができる。また、自分の仕事ぶりをいちいち上司に細かく報告するわけにはいかなくても、システムを通じて見ていてくれているという安心感を感じるスタッフもいるようだ。
賛否両論ではあるが、使い方を工夫する事でリモートスタッフが安心して仕事をできる環境を作る事も可能なのかもしれない。私はまだ使った事がないが、試してみる必要がありそうだ。
一方、監視サービスを導入する事でチームがうまく機能する事もあるそうだ。孤独になりがちなリモートワークでも、皆が今机に向かって一緒に仕事をしている事が可視化されるためチームメンバーと繋がっている感覚を作る事ができるらしい。「ひょっとしたら今電話したらお邪魔かな?」などと遠慮する事なく、オフィスにいる時と同じように気軽に声をかける事ができる。また、自分の仕事ぶりをいちいち上司に細かく報告するわけにはいかなくても、システムを通じて見ていてくれているという安心感を感じるスタッフもいるようだ。
賛否両論ではあるが、使い方を工夫する事でリモートスタッフが安心して仕事をできる環境を作る事も可能なのかもしれない。私はまだ使った事がないが、試してみる必要がありそうだ。
二発目はウォークイン
3週間後に二発目の接種に行くと、今度は普通に駐車場に車をとめてウォークインで建物に入った。入り口でQRコードをスキャンすると「はい、じゃあ53番に行ってください」と言われ広大な会場を見渡すと、遠くの方に53番という旗を挙げている看護師が見えた。恐らく100番以上の接種ステーションがあったと思う。53番に着くと、前回と同様問診が行われ、そのまま接種。終了すると15分の待機エリアに誘導され、15分経った人から退場。聞くところによると、二発目は前回より接種者が多い(一回目の人と二回目の人が混ざるため)ので、ドライブスルーでは対応できないという事で急遽ウォークインに変えたそうだ。たったの3週間でここまでガラッとシステムを変えられるとは凄いと関心させられた。
3週間後に二発目の接種に行くと、今度は普通に駐車場に車をとめてウォークインで建物に入った。入り口でQRコードをスキャンすると「はい、じゃあ53番に行ってください」と言われ広大な会場を見渡すと、遠くの方に53番という旗を挙げている看護師が見えた。恐らく100番以上の接種ステーションがあったと思う。53番に着くと、前回と同様問診が行われ、そのまま接種。終了すると15分の待機エリアに誘導され、15分経った人から退場。聞くところによると、二発目は前回より接種者が多い(一回目の人と二回目の人が混ざるため)ので、ドライブスルーでは対応できないという事で急遽ウォークインに変えたそうだ。たったの3週間でここまでガラッとシステムを変えられるとは凄いと関心させられた。
二発目の副反応は少しハード
今度は接種翌日に37度超の発熱があり一日寝込む事となった。しかし多くの人がそうだったように、二日目には回復して通常通りとなった。
二回のワクチン接種をして驚いた事がいくつかあった。一つは日頃は(日本人に比べて)いい加減なアメリカ人達が、見事にシステマティックな接種体制を整えて、まさにF1のピットストップのように効率的な接種を行っていた事だ。状況に応じて素早くドライブするーからウォークインにシステムを大変更したのも驚きだった。そしてもう一つはボランティアの多さと素晴らしさだった。車を誘導する人も摂取する看護師も、軍の関係者とボランティアでまかなわれていた。その数は膨大な数だがこれだけ多くの人がボランティアとして素早く集結する事に感銘した。また、ボランティアは自発的に参加しているためか、一般の病院などよりも親切でハツラツと明るい対応をしていて、とても気持ちよく接種を受ける事ができた。このような光景を目の当たりにすると、自分も何かコミュニティーに貢献しないといけないなという気分になった。
今度は接種翌日に37度超の発熱があり一日寝込む事となった。しかし多くの人がそうだったように、二日目には回復して通常通りとなった。
二回のワクチン接種をして驚いた事がいくつかあった。一つは日頃は(日本人に比べて)いい加減なアメリカ人達が、見事にシステマティックな接種体制を整えて、まさにF1のピットストップのように効率的な接種を行っていた事だ。状況に応じて素早くドライブするーからウォークインにシステムを大変更したのも驚きだった。そしてもう一つはボランティアの多さと素晴らしさだった。車を誘導する人も摂取する看護師も、軍の関係者とボランティアでまかなわれていた。その数は膨大な数だがこれだけ多くの人がボランティアとして素早く集結する事に感銘した。また、ボランティアは自発的に参加しているためか、一般の病院などよりも親切でハツラツと明るい対応をしていて、とても気持ちよく接種を受ける事ができた。このような光景を目の当たりにすると、自分も何かコミュニティーに貢献しないといけないなという気分になった。
第2ラウンドスタート
4月27日に第2ラウンドのローン受付がスタート。今度の予算は$250B。前回より少ない。今回は大企業が申し込みしにくい世論環境が整ったが、それでも一瞬で無くなってしまう気配は濃厚だ。メガバンクのローン申請システムは未だにフリーズ状態でカクカク言っている。埒が明かない。そこで私は新興勢に目をつけた。Paypalだ。私が取締役をしている企業の殆どはメガバンク経由での申請で立ち往生していたためPaypalでのローン申請に切り替えた。今回の件でパンク状態となってしまった金融機関を補完すべく、政府はPaypalなどの新興フィンテック勢にも銀行免許を急遽発行したのだ。『新興のPaypalであればまだパンクしていないはず』という目論はみごとに当たり、トントンとプロセスが進む。結果ローン申請は3日ほどで完了し、後は政府からの返答待ちという状態となった。$250Bに潜り込めたかどうかはあと数日後にわかるだろう。
もし潜り込めたら2ヶ月間は今の人員を維持できる。しかしダメだったら更なるリストラを決行する必要が出てくるかもしれない。全てはロックダウンがいつ終わり経済が正常に戻るかにかかっている。ピリピリした春になりそうだ。
4月27日に第2ラウンドのローン受付がスタート。今度の予算は$250B。前回より少ない。今回は大企業が申し込みしにくい世論環境が整ったが、それでも一瞬で無くなってしまう気配は濃厚だ。メガバンクのローン申請システムは未だにフリーズ状態でカクカク言っている。埒が明かない。そこで私は新興勢に目をつけた。Paypalだ。私が取締役をしている企業の殆どはメガバンク経由での申請で立ち往生していたためPaypalでのローン申請に切り替えた。今回の件でパンク状態となってしまった金融機関を補完すべく、政府はPaypalなどの新興フィンテック勢にも銀行免許を急遽発行したのだ。『新興のPaypalであればまだパンクしていないはず』という目論はみごとに当たり、トントンとプロセスが進む。結果ローン申請は3日ほどで完了し、後は政府からの返答待ちという状態となった。$250Bに潜り込めたかどうかはあと数日後にわかるだろう。
もし潜り込めたら2ヶ月間は今の人員を維持できる。しかしダメだったら更なるリストラを決行する必要が出てくるかもしれない。全てはロックダウンがいつ終わり経済が正常に戻るかにかかっている。ピリピリした春になりそうだ。
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