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2018/01/31 「転職市場における年収の相場感」

先日、人材サービス産業協議会から「転職賃金相場2017」がリリースされました。
主要な人材紹介事業者・求人メディア企業の協力をもとに、2017年4~9月の求人企業の年収相場をまとめた資料で、幅はあるものの職種毎の相場は一定程度存在している模様です。

引用:転職賃金相場2017
http://j-hr.or.jp/newsrelease/10535/

・経理財務に従事されている方の年収の中央値は350万円!?

資料によると、リクルートワークス研究所の「就業実態パネル調査」(2016年)における正社員で経理財務に従事する方の年収の中央値が「350万円」との事です。平均年収と中央値は異なりますので、低く感じられる方も多いかもしれませんが、中央値の方がより実態に近い年収と言われることもあります。

・経理財務の求人票の年収レンジは!? 首都圏の年収は100~200万円高め?

<首都圏>
・最低年収 200万円~600万円
・最高年収 364万円~1200万円

<東海>
・最低年収 200万円~500万円
・最高年収 441万円~968万円

<近畿>
・最低年収 200万円~500万円
・最高年収 420万円~1000万円

資料によると最低年収は、本調査に参画している各社毎に求人の最低年収の中央値を求め、その結果を集約した結果から、最高値と最高値が求められているとの事。最高年収、各社毎に最高額の上位15%位を抽出し、その結果を集約して上記の最低値と最高値となっているようです。

どのように捉えて良いのか難しいですが、首都圏とその他地域で100~200万円程度は年収が変わって来るとも考えられそうです。IターンやUターンの方を考えている方や逆に首都圏に転職を考えている方には1つの参考にはなりそうです。
弊社の経理求人で同様に集計したところ、最低年収の中央値は450~500万円程度、最高年収は1100万円程度でした。

・転職決定者とその求人にも特徴・傾向あり!?

資料から簡単に抜粋すると、

・責任者や部長クラス以上は1000万円以上。
 40代~50代での転職が多く、スキル面では「経理経験10年以上、CPA、IPO支援や上場企業での決算経験、管理職経験、英語力」といった点がポイントのようです。CPAとの記載されているあたりで外資家の求人が多いのかもしれませんね。

・責任者・マネージャー・リーダークラスは800~900万円。
 30代後半~50代の層が多く、「経理経験5年以上、公認会計士、簿記1級、2級、上場企業での経理財務、決算経験、IR経験、管理職経験、英語力」といった点がスキルがポイントのようです。

・経理の部長候補、課長、リーダー、スペシャリスト候補は、600万円~800万円。
 30代~40代前半での転職が多く、スキル面は「経理財務・IRなどの経験3年以上、簿記2級以上、上場企業での経験、管理職経験、英語力」といった点がポイントのようです。

・経理のリーダー候補や担当者などは400万円~599万円。
 20代後半~40代まで幅広く、 スキル面は「上場企業での経理経験3年以上、経理財務、IRなどで3年以上の経験、簿記2級以上」がポイントのようです。

・担当者レベルは300万円~399万円。
 20代後半から30代前半での転職が多く、「経理経験と簿記3級もしくは簿記2級以上、未経験も多い」との事です。

また経理財務職など、企業に共通して存在する職種のために高年収層では転職回数が多い傾向にあるそうです。
転職をご支援させて頂いている側から見ても当てはまる部分も多々感じるところですのでオファー年収が適正化どうかひとつの参考値になるかもしれません。

一方で、弊社では20代の公認会計士の方でも年収1000万円クラスのマネジメントで転職される方や未経験でも上記の相場よりも高いオファーで転職されるケースも多くございます。
良い求人をお探しの方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度ご相談にお越し頂ければ幸いです。