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2017/03/16 「大手と中小企業における経理業務について」

一概には言えませんが、大手企業の経理業務は部門担当者も多く、業務が細分化しています。一部の科目、一部の業務に従事をするという点で経理業務のを広く対応出来るまでにはローテーションを繰り返し、比較的長いキャリアが必要となろうかと思います。しかしながら、経理システムや業務フローがしっかりとしている点や会社法、商法に即した経理処理を行っているという点では、他の上場企業を中心に共通する部分も多く、「他社でも通用する経験」を積むことが出来る環境と言えます。
一方で中小企業では、経理担当者も少なく当初から一部ではなく、全体の関与をすることが出来、ある意味経営的な目線も養うことが出来ますし、業務フローの見直しといった自主的な取り組みも可能とも言えます。会社にもよりますが、会社の独自ルールで運用している可能性もあり、癖があるとも言えるかもしれません。経理以外にも財務や他の管理部門など横断的な業務も多く、そのような点にやりがいを見いだせる方もいらっしゃると思います。
キャリア構築を考えた場合には、中小企業から大手企業への転職はやはり難易度があがりますので、両方を経験したいというお考えがあれば、大手企業への新卒での採用を経て、中小という方が果たしやすいこととは思います。

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