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2016/12/08 「連結決算業務について」

連結決算業務は、
継続して市場価値の高い経験となっています。子会社を持つある程度以上の規模を有する企業に在籍をしていることとその中でも親会社サイドで連結・開示業務に従事をしている方となりますとかなり限定的な人材とはなろうかと思います。企業からの要望でも、30代中盤程度の年齢で連結・開示業務に従事したことのある経験者を求めるケースは多いですがかなり限定的な印象があります。このような人材ニーズについては、監査法人経験を有する若手会計士も同様に選考を進める場合も多く、事業会社に転職を希望する会計士の方には連結・開示業務担当としてのポジションは経験や知識も活かしやすいお勧めのポジションです。
企業側からすると、市場にあまりいない人材を求めることとなりますので、採用までの期間が長期化をしてしまうこともあり、社内の経理人材に連結フォーカスした研修を受けさせるような対応をしている企業や採用までの期間を派遣(3000~5000円程度の単価)で補うケースも見られます。
また、経理人材個人としても差別化の機会ともなりうるところではありますので、ある程度経理に精通をされた後には連結・開示に特に従事したいという希望を社内に向け、発信をしていくことや連結決算関連の講座などにも参加した実績を作ることも良いかと思います。