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2016/11/24 「外資のアカウンティングポジションについて」

外資系企業の経理・アカウンティングのポジションですが
7.8年ほど前より減少傾向にある印象があります。理由としては、管理部門の業務をアジア圏他国に集約する傾向にあり、日本国内のアカウンティング業務が減少をしていること、また国内に業務を置いたとしても、本社からのヘッドカウントの管理から正社員ではなく派遣社員としての募集に替わっているケースも見受けられます。外資の正社員採用としては、FP&A関連とコントローラー職は現在も求人ニーズがありまして、日系企業と比較すれば年収条件は良い傾向にありますが、語学力のレベルや即戦力としての期待は高く、本社とのSkype、テレビ会議システムを使用しての最終面接でNGとなるケースも多く見られます。(日系企業の最終面接はほぼ内定を前提と想定されている場合が多い。)
このようにアカウンティング業務は減少傾向にありますが、外資を中心に経理・財務でキャリア構築をされたい場合にはスタートとして外資を得意とした会計事務所からキャリアを始めてみるのも良いかと思います。USCPA、簿記2級の資格をベースにTOEIC750点を最低ラインの目安として取得を頂ければ、このような外資特化の会計事務所にもアプローチがしやすくなることと思います。