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2016/10/27　「経理分野で転職を考えるタイミングについて」

経理に限らず、
一般的な転職市場におけるタイミングと重複するところはありますが、新卒入社後から経理に関与したと想定すると28歳というタイミングが転職市場では経験のバランスとポテンシャルも評価される年齢として、選択肢が多くなります。その次のフェーズとしては32歳となり、若手人材としてのぎりぎりの年齢であることとマネジメント経験がそれほど問われず、業界そのものの変更も可能な年齢となります。以降は、応募可能な求人は狭まりますが35歳となり、経理・財務等の知識が一通りあり、近い将来に部下管理も頂けるような人材の採用が想定される年齢となります。
40代に入っての転職はやはり適合するポジションの数も限定的となり、特に魅力があるポジションには応募者数も多く、転職活動自体は可能なものの活動期間の長期化が見込まれます。40代以降の年齢は経営陣とも非常に近いポジションでの採用ですので、スキルや経験の評価以上に経営者・経営陣との相性というお会いを頂かない限りは顕在化できない要素も多くなります。焦りが見えることも非常にネガティブにうつりますので、40代以降の転職活動は出来る限り年単位の余裕のあるスケジュールでのぞむことが重要となります。