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2016/10/13 「経理分野転職(シニア編)」

50代以降の転職の可能性
についてですが、定年の関係もありなかなか実現し難いこととはなりますが、近日はそのような転職例も増えてきており、個人的にも良い傾向と感じております。実現しやすいポジション名としては、内部監査室長、投資先CFO、外資系コントローラーが挙がります。
内部監査室長は以前よりもポジション数は減ってきておりますが経験を重視する傾向にあり、50代での転職も充分にありえます。より実現しやすい要素としては、海外子会社の対応が要求されるため語学力が高いことが重要です。投資先については、VCからの出向として投資先の再生案件にCFOとして関与を頂くケースなどが見られます。年齢はあまりこだわらず、条件面も高めで設定されますが、ハードワークが想定されることと数年後のエグジットを想定しての採用ですので長期的な勤務とならない可能性がある点は見極めが重要です。また、外資コントローラーも比較的人は流動的です。外資は同様の経験ととにかく語学力重視となりますので全くのキャリアチェンジとなる転職は実現が難しいところです。シニア年齢での転職に重要な要素としては、・ITスキル(手が動く) ・語学力 ・マネジメント力(説得力) の三点が重要となります。