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勤務をしていると、現職の業務中心でなかなか他業界、異職種の情報は入り難いことと思います。
様々な職種(業務内容)や勤務スタイル、海外勤務例などを紹介してまいります。ご自身の今後のキャリア形成の参考として頂けますと幸いです。
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【海外トレンド発信】取締役会に求められる新たな経営者評価基準
2021年10月05日
モーゲンスターン・シカゴ 代表
米国公認会計士 村田幸伸氏
米国公認会計士 村田幸伸氏
取締役会の最も重要な任務のひとつは経営者(特に社長)の評価と人事だ。今までは業績や経営計画の実行状況を評価し判断がくだされる事が多かったが、これからはそこに新たな評価基準が入るべきだと考えられているようだ。イギリスのFinancial Management誌の以下の記事で紹介されていた。
Finance leaders' role in preventing toxic corporate cultures
https://www.fm-magazine.com/issues/2021/jun/how-to-prevent-toxic-workplace-culture.html?utm_source=mnl:adv&utm_medium=email&utm_campaign=29Jun2021&SubscriberID=131408244&SendID=374018
新たな評価基準『倫理性』
現経営者がどんなに良い業績をあげていても、経営計画どおりに綺麗に物事が進んでいようとも、それで安心する事はできない。その業績をどうやって出しているのか?何とかして経営計画に合わせるようなバイアスが無いかどうか?などを考慮しなくてはならないらしい。もしそこに無理や理不尽さが伴うようであれば、企業文化を劣化させその結果不正や不法行為など大きな事故を起こす可能性があるからだ。経営陣、特にトップの倫理性を適切に評価する事がこのような事故を防止する一番の方法らしい。
現経営者がどんなに良い業績をあげていても、経営計画どおりに綺麗に物事が進んでいようとも、それで安心する事はできない。その業績をどうやって出しているのか?何とかして経営計画に合わせるようなバイアスが無いかどうか?などを考慮しなくてはならないらしい。もしそこに無理や理不尽さが伴うようであれば、企業文化を劣化させその結果不正や不法行為など大きな事故を起こす可能性があるからだ。経営陣、特にトップの倫理性を適切に評価する事がこのような事故を防止する一番の方法らしい。
無茶な目標は劣化の始まり
昔ながらのアグレッシブなスタイルで、無茶な目標を掲げてそれに全員を向かわせるようなタイプの経営者の場合、企業文化の劣化を起こす可能性が高い。無茶な目標には何らかの無理が必要となり、従業員が無理をするか、ルールを超えて無茶をするか、様々な代償が伴う。もし経営者がそれらの代償には目をつぶってでも業績を上げようとするタイプの場合は危険信号だ。
昔ながらのアグレッシブなスタイルで、無茶な目標を掲げてそれに全員を向かわせるようなタイプの経営者の場合、企業文化の劣化を起こす可能性が高い。無茶な目標には何らかの無理が必要となり、従業員が無理をするか、ルールを超えて無茶をするか、様々な代償が伴う。もし経営者がそれらの代償には目をつぶってでも業績を上げようとするタイプの場合は危険信号だ。
一方通行のコミュニケーション
強烈なリーダーシップによりトップダウンで物事を進めていくカリスマ経営者の企業は意思決定が早く成長も早い。しかしトップダウンばかりでボトムアップで情報を吸い上げられない体質の場合(多くらそうらしい)は、徐々に現場とかけ離れた価値観で意思決定が下されてしまうようになる。ボトムアップの情報経路が無い企業の場合、上に上がってくるのは良い情報ばかりで、殆どの生の情報は上がって来なくなってしまう。これでは裸の王様だ。
今まではトップの評価は何といっても業績がすべてで、良い結果が出ている時は(その理由がたとえ外部環境のせいであれ)継続させない理由はなかった。しかしこれからは更に深く分析して、経営者の倫理感や適正な企業文化を育てる資質を持ったトップを選任する必要があるようだ。
強烈なリーダーシップによりトップダウンで物事を進めていくカリスマ経営者の企業は意思決定が早く成長も早い。しかしトップダウンばかりでボトムアップで情報を吸い上げられない体質の場合(多くらそうらしい)は、徐々に現場とかけ離れた価値観で意思決定が下されてしまうようになる。ボトムアップの情報経路が無い企業の場合、上に上がってくるのは良い情報ばかりで、殆どの生の情報は上がって来なくなってしまう。これでは裸の王様だ。
今まではトップの評価は何といっても業績がすべてで、良い結果が出ている時は(その理由がたとえ外部環境のせいであれ)継続させない理由はなかった。しかしこれからは更に深く分析して、経営者の倫理感や適正な企業文化を育てる資質を持ったトップを選任する必要があるようだ。
二発目はウォークイン
3週間後に二発目の接種に行くと、今度は普通に駐車場に車をとめてウォークインで建物に入った。入り口でQRコードをスキャンすると「はい、じゃあ53番に行ってください」と言われ広大な会場を見渡すと、遠くの方に53番という旗を挙げている看護師が見えた。恐らく100番以上の接種ステーションがあったと思う。53番に着くと、前回と同様問診が行われ、そのまま接種。終了すると15分の待機エリアに誘導され、15分経った人から退場。聞くところによると、二発目は前回より接種者が多い(一回目の人と二回目の人が混ざるため)ので、ドライブスルーでは対応できないという事で急遽ウォークインに変えたそうだ。たったの3週間でここまでガラッとシステムを変えられるとは凄いと関心させられた。
3週間後に二発目の接種に行くと、今度は普通に駐車場に車をとめてウォークインで建物に入った。入り口でQRコードをスキャンすると「はい、じゃあ53番に行ってください」と言われ広大な会場を見渡すと、遠くの方に53番という旗を挙げている看護師が見えた。恐らく100番以上の接種ステーションがあったと思う。53番に着くと、前回と同様問診が行われ、そのまま接種。終了すると15分の待機エリアに誘導され、15分経った人から退場。聞くところによると、二発目は前回より接種者が多い(一回目の人と二回目の人が混ざるため)ので、ドライブスルーでは対応できないという事で急遽ウォークインに変えたそうだ。たったの3週間でここまでガラッとシステムを変えられるとは凄いと関心させられた。
二発目の副反応は少しハード
今度は接種翌日に37度超の発熱があり一日寝込む事となった。しかし多くの人がそうだったように、二日目には回復して通常通りとなった。
二回のワクチン接種をして驚いた事がいくつかあった。一つは日頃は(日本人に比べて)いい加減なアメリカ人達が、見事にシステマティックな接種体制を整えて、まさにF1のピットストップのように効率的な接種を行っていた事だ。状況に応じて素早くドライブするーからウォークインにシステムを大変更したのも驚きだった。そしてもう一つはボランティアの多さと素晴らしさだった。車を誘導する人も摂取する看護師も、軍の関係者とボランティアでまかなわれていた。その数は膨大な数だがこれだけ多くの人がボランティアとして素早く集結する事に感銘した。また、ボランティアは自発的に参加しているためか、一般の病院などよりも親切でハツラツと明るい対応をしていて、とても気持ちよく接種を受ける事ができた。このような光景を目の当たりにすると、自分も何かコミュニティーに貢献しないといけないなという気分になった。
今度は接種翌日に37度超の発熱があり一日寝込む事となった。しかし多くの人がそうだったように、二日目には回復して通常通りとなった。
二回のワクチン接種をして驚いた事がいくつかあった。一つは日頃は(日本人に比べて)いい加減なアメリカ人達が、見事にシステマティックな接種体制を整えて、まさにF1のピットストップのように効率的な接種を行っていた事だ。状況に応じて素早くドライブするーからウォークインにシステムを大変更したのも驚きだった。そしてもう一つはボランティアの多さと素晴らしさだった。車を誘導する人も摂取する看護師も、軍の関係者とボランティアでまかなわれていた。その数は膨大な数だがこれだけ多くの人がボランティアとして素早く集結する事に感銘した。また、ボランティアは自発的に参加しているためか、一般の病院などよりも親切でハツラツと明るい対応をしていて、とても気持ちよく接種を受ける事ができた。このような光景を目の当たりにすると、自分も何かコミュニティーに貢献しないといけないなという気分になった。
第2ラウンドスタート
4月27日に第2ラウンドのローン受付がスタート。今度の予算は$250B。前回より少ない。今回は大企業が申し込みしにくい世論環境が整ったが、それでも一瞬で無くなってしまう気配は濃厚だ。メガバンクのローン申請システムは未だにフリーズ状態でカクカク言っている。埒が明かない。そこで私は新興勢に目をつけた。Paypalだ。私が取締役をしている企業の殆どはメガバンク経由での申請で立ち往生していたためPaypalでのローン申請に切り替えた。今回の件でパンク状態となってしまった金融機関を補完すべく、政府はPaypalなどの新興フィンテック勢にも銀行免許を急遽発行したのだ。『新興のPaypalであればまだパンクしていないはず』という目論はみごとに当たり、トントンとプロセスが進む。結果ローン申請は3日ほどで完了し、後は政府からの返答待ちという状態となった。$250Bに潜り込めたかどうかはあと数日後にわかるだろう。
もし潜り込めたら2ヶ月間は今の人員を維持できる。しかしダメだったら更なるリストラを決行する必要が出てくるかもしれない。全てはロックダウンがいつ終わり経済が正常に戻るかにかかっている。ピリピリした春になりそうだ。
4月27日に第2ラウンドのローン受付がスタート。今度の予算は$250B。前回より少ない。今回は大企業が申し込みしにくい世論環境が整ったが、それでも一瞬で無くなってしまう気配は濃厚だ。メガバンクのローン申請システムは未だにフリーズ状態でカクカク言っている。埒が明かない。そこで私は新興勢に目をつけた。Paypalだ。私が取締役をしている企業の殆どはメガバンク経由での申請で立ち往生していたためPaypalでのローン申請に切り替えた。今回の件でパンク状態となってしまった金融機関を補完すべく、政府はPaypalなどの新興フィンテック勢にも銀行免許を急遽発行したのだ。『新興のPaypalであればまだパンクしていないはず』という目論はみごとに当たり、トントンとプロセスが進む。結果ローン申請は3日ほどで完了し、後は政府からの返答待ちという状態となった。$250Bに潜り込めたかどうかはあと数日後にわかるだろう。
もし潜り込めたら2ヶ月間は今の人員を維持できる。しかしダメだったら更なるリストラを決行する必要が出てくるかもしれない。全てはロックダウンがいつ終わり経済が正常に戻るかにかかっている。ピリピリした春になりそうだ。
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