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ワークダイバーシティ

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【海外トレンド発信】2年後の世界のサイバーセキュリティー

2019年6月26日
モーゲンスターン・シカゴ 代表
米国公認会計士 村田幸伸氏

AIやロボなどの技術が猛スピードで発展しているビジネス界では、2年後がどういう環境になっているのかなかなか想像がつきにくい。恐らくもう少しAIが一般の人にも身近になっていそうな気がするが、想像してもその程度が限界だ。CFO.comの以下の記事では、2年後のテクノロジー環境を予測し、それにまつわるサイバーセキュリティーの必要性を説いている。


Prepare Now for Next-Generation Cyber Threats
https://www.cfo.com/cyber-security-technology/2019/04/prepare-now-for-next-generation-cyber-threats/?utm_campaign=CFOWeekly&utm_source=CFO-email&utm_medium=email&utm_content=CFOWeekly_Friday_2019-4-5&utm_term
鍵のひとつは5G

通信スピードが劇的に上がりあらゆるものがIoTでネットと繋がる環境になると、当然そこを狙ったサイバー犯罪が起こる事が予想されるそうだ。あらゆるモノが繋がる世界であればあらゆるモノにセキュリティーをかけなくてはいけなくなり、あらゆるモノに脆弱性があってはならない事になる。果たして十分なセキュリティーを備える事ができるのだろうか。
もうひとつは機械学習

各企業があらゆるデータを機械学習で分析し、その分析結果を元に経営判断を行っていくようになると、もしその機械学習を何者かから攻撃され学習結果が混乱してしまったら大変な事になる。AIドリブンでロボまで動かすようになっているとロボも変な動きをするかもしれない。企業を混乱に陥れ株式市場で儲けようとするような大がかりなサイバーテロもトライする者が現れるかもしれない。映画の世界のようだがきっと世界中にはそんな人達がある程度はいるのだろう。AI技術が進めば進むほどできる事も増えていくが、それに伴って守らなければいけない事の重大さも日に日に増していくようだ。
出所後のキャリア形成にも効果的

既に3,000人以上の女性受刑者がこのプログラムによって同社のセールス業務に従事し、その後出所していったそうだ。セールスコールというとあまり良いキャリアに聞こえないかもしれないが、アメリカでは今でもプッシュ型の営業スタイルを取っている企業が多くある。しかし逆に働く側はプッシュ型のハードコアな営業をできる人が減ってきており、今後も多くのニーズがあると思われる。私のクライアント(米国企業)でもこのような営業ができる人を求めており、しかも女性でそんな事ができる人がいるならきっと採用したい事だろう。『Televerdeの刑務所内勤務経験有り』というのが一つのキャリア的なブランドとなる日も来るかもしれない。
中小事務所の強い味方

今まで中小事務所は監査シーズンにたくさんのスタッフが必要で、しかし一度確保してしまうとシーズンオフに人員過多となってしまうというジレンマを抱えていた。しかしこのAIサービスを使えばハイシーズンの人員需要を少なく抑える事ができる。これは中小事務所にとって強い味方になりそうだ。今後は大手向けだけではなく中小向けのこのようなAIやロボティクスサービスもどんどん登場してくるかもしれない。

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